いよいよ明日に迫ったスーパーミドル級のundisputed super middleweight championship fight。

王者カネロ・アルバレスにIBF/WBAミドル級王者ゲンナジー・ゴロフキンが2階級制覇を賭けて挑みます。

直近の試合は、カネロがドミトリー・ビボルとのライトヘビー級戦に敗れて体重を下げ、ゴロフキンは村田諒太をストップして団体統一したミドル級から上げてくる形。

スーパーミドル級で絶対的な強さを誇示している32歳のメキシカンに対して、ミドル級で経年劣化が指摘される40歳のカザフスタン人。

現在のオッズはカネロ勝利が1/6(1.17倍)、ゴロフキン4/1(5倍)とジリジリと差が開いています。

PUNCHESALVAREZGOLOVKIN SUPER
MIDDLE AVG.
Total avg. thrown/Rd4765.9 51.8
Total avg. landed/Rd (Body)15.5 (3.8)18.8 (1.4) 15.1
Percentage33%28.5% 29.2
Body landed ratio*24.3%6.9% N/A

Jabs avg. thrown/Rd

20.4

37.8
 
 22.6
Jabs avg. landed/Rd4.89.4 4.4
Percentage23.5%24.9% 19.5%

Power avg. thrown/Rd

26.6

28.1
 
 29.2
Power avg. landed/Rd10.79.4 10.7
Percentage40.2%33.5% 36.6%
*Body landed ratio is the percentage of punches landed
to the body compared to total punches landed

村田戦でも露呈したGGGの弱点の一つ、ボディが試合の鍵を握ると見られています。

しかし、カネロが得意とする強烈な〝メキシカン〟ボディに、相手のガードの上からでもお構いなしにパンチを叩きつけて腕を破壊する勝利の方程式はビボルが呆気なく崩して見せました。

ボディとガードの上を叩くパンチは、カネロを警戒して後退する相手には有効でも、冷静にリターンを狙うファイターには危険な戦法です。

「ボディやブロックの上にパンチを集めてくるカネロは顔面がガラ空き。ガードの上を打たせる代わりに顔面にパンチを返す、私にとって最高に都合の良い取引だった」(ビボル)。

GGGは反射やスピードが鈍っているとはいえ、パワーは健在。

カネロはスーパーミドル級の強豪をスイープしましたが、どの相手もカネロにとってのオーダーメイド。ゴロフキンほどの火力を持つ相手は1人もいません。

ミドル級から8ポンド上げたスーパーミドル級にチューンナップなしでクラス最強のカネロに挑戦するーーーこの8ポンドがゴロフキンにとって重りになってしまうと、非常に厳しい展開になるのは避けられません。

しかし、そうではなくパワー増大につながれば、大番狂わせは十分に期待できるはずです。