Saturday 18, June 2022
  
Madison Square Garden Theater, New York
commission:New York State Athletic Commission
promoter:Bob Arum, Joe DeGuardia
matchmaker:Brad Goodman
inspector:Matthew Delaglio
WBC Light Heavy 
IBF  Light Heavy 
WBO  Light Heavy 

アルトゥール・ベテルビエフがパーフェクトレコードを伸ばして、ドミトリー・ビボルとの完全統一戦に駒を進めるのか。

それとも、意外性の男、ジョー・スミスJr.が大番狂わせを起こすのか? 

身長はベテルビエフが182㎝、スミスが183㎝とほとんど変わりませんが、リーチはベテルビエフの185センチに対してスミスが193㎝。

スミスが長い距離をキープできるか?ミドルレンジから近い距離で戦う時間が長いと、早い決着もありそうです。 

オープニングラウンドは左ジャブを起点にスミスが攻勢を取りますが、終了間際にベテルビエフが右ショートフックでダウンを奪って10-8。

片膝をついたダウンですが 、スミスはキャリア初のダウン。

第2ラウンド。強ッ!!!!!! なんというパンチ力。

カネロはビボルを選んで大正解。 

もう少し、スミスが粘ると思いましたが。 

第2ラウンドにもダウンを2度追加。左右フックを警戒して必死にサバイバルを図るスミスに、角度を変えたアッパーでグラつかせると主審のハーベイ・ドックがたまらずストップ。

第2ラウンド2分19秒。

この破壊力、今更ですが全階級通じて最強です。

「いくつかミスも犯した。チームと確認したい」。あの圧勝劇、その勝利者インタビューでミスを犯したことを反省。普通の強打者ではありません。