Friday 10, June 2022
Domo Alcalde, Guadalajara, Jalisco, Mexico  

Jr. Fly Contest, 12 Rounds
Ringmagazine Jr. Fly Title
World Boxing Association Super World Jr. Fly Title

commission:Comision de Box Guadalajara
promoter:Eddie Hearn (Matchroom Boxing)
matchmaker:Kevin Rooney Jr
media:DAZN 


直近の試合が王者・京口紘人は昨年3月13日、挑戦者エステバン・ベルムデスは昨年5月28日と、両者とも1年以上もブランクを作ってしまいました。

BoxRecでは二人のステイタスはinactive。

このブランクで生活が行き詰まったベルムデスは建築現場で働き、食いつないできました。日本でもお馴染みのカルロス・カニサレスに番狂わせで初黒星を擦りつけたパンチャーですが、26歳のメキシカンのキャリアで世界基準の相手はカニサレスだけ。

対する京口はプロ15戦全勝10KO、今回が世界戦8回目という28歳の京口が経験値でベルムデスを大きく上回ります。

ウィリアム・ヒルのオッズも京口1/7(1.14倍)、ベルムデス4/1(5倍)と明白な力量差があると見ています。

ベルムデスのアドバンテージを探すとすると、161.8㎝の王者よりも10㎝近く高い170㎝から繰り出すジャブ。京口の接近を阻めるようなら、試合はもつれるでしょう。

ただ、過去のビデオを見る限り、ベルムデスが12ラウンド36分間、京口のアタックを封じ込めることができる展開は想像できません。


しっかり勝って、寺地拳四朗との108ポンド最強決戦を実現させて欲しいところです。