Saturday 13, April 2013
Radio City Music Hall, New York, New York, USA  

Junior-feather Contest, 12 Rounds
WBA Junior-feather Title 

WBO Junior-feather  Title 

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故障を抱えていたと言い訳したドネアでしたが、リゴンドーのフェイントにことごとく引っかかってしまいます。

2013年4月13日。リング誌に言われるまでもなく、すでに衰えをいくつも指摘されていたドネアにとって、この日が「終わりの始まり」だと、多くのファンも予見できました。

そして、それはある意味で正しく、ある意味で間違いでした。

確かに、そのあとフィリピーノ・フラッシュは弱々しく明滅しながら坂道を転がり落ちて行きます。

試合前、ドネアは自らの目を指し「俺は速いぞ。よく見ておけ。ノロマのお前には見えないだろうが」と、いつものトラッシュトーク。

興奮するドネアに、ギレルモ・リゴンドーは「その目玉を潰すよ」とつまらなそうに答えました。

そして、キューバ人は宣言通りにフィリピン人の眼窩底を破壊しました。

あれから、9年。

2階級落ちた層の薄いバンタム級とはいえ、ドネアがPFPファイターとの再戦のリングに上がるなんて、誰が考えたでしょうか? 

 

当時、ゴールデンボーイ・プロモーションズとの契約を試みようとしてたドネアへの当てこすりのようなリゴンドー戦でした。

トップランクはその手を緩めず「リゴンドーとの再戦かフェザー級か」を迫ります。

当時のリゴンドーは引き出しゼロのドネアが再戦でどうこうなる相手ではありません。ボクサーの次元が違います。より悲惨な結果しか待っていないのは、当のドネアが一番よくわかっていたでしょう。

しかし、フェザー級を選択した〝裏切り者〟ドネアに、ボブ・アラムは容赦しませんでした…。