スーパーミドル級 Undisputed Title 

©︎カネロ・アルバレス
vs
ゲンナディ・ゴロフキン

9月17日 会場未定
プロモーター:エディ・ハーン
メディア:DAZN
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幻のリング誌2018年6月号のカバー。ネバダ州アスレティック・コミッションは、カネロのドーピング発覚でライセンスを発行せず、試合は中止に。
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実際に発行された表紙は「ワシル・ロマチェンコvsホルヘ・リナレス」に変更、内容もライト級の大一番に差し替えられました。


カネロvsGGGの第3戦。

前の2試合はカネロの1分1勝ですから、厳密な意味でのラバーマッチではありません。

それでも、このメガファイトに決着戦の香りが立ちこめているのは〝ラスベガス・コネクション〟のカネロと、〝人気はないけど圧倒的に強い〟GGGという構図が「初戦は引き分けではなくGGGの明白な勝利」「第2戦も議論を呼ぶ判定」という結果と相まってボクシングファンの義憤を刺激するからです。

本日のオッズはカネロ勝利が3/13=1.23倍、GGG10/3=4.33倍。

「成長著しい(7月18日で)32歳のカネロが40歳のGGGを圧倒する」と見られています。

ただ、直近の試合での2人の評価は接近。

厳しいプレスと強打の村田諒太を我慢強く削って9ラウンドで斬り落としたGGGと、ライトヘビー級の強豪とはいえ圧倒的有利と見られながらドミトリー・ビボルの攻勢に無策のまま36分間を浪費したカネロ。

村田戦、ビボル戦を経てオッズは縮まってきました。

期せずして元PFPキング対決となった〝ラバーマッチ〟。

日本のボクシングファンは、GGGの快勝を願っています。

プロの試合が「第3戦〜」までもつれる最大の原因は、ファンが熱望するケースがほとんどです。

そんな名勝負の数々を三つのグループに分けて振り返ってみます。


【誰もが待ち望んでいた決着戦!】

【賞味期限切れの決着戦】

【ファンも呆れた〝もう一丁!〟】




それにしても、ゴロフキンに対して「オッズを蹴散らせ!大番狂わせを巻き起こせ!」と応援を送る日が来るとは…。