タイム誌のThe 100 most influential peopleではアスリートが普通に登場しますが、ライフ誌Life Millennium: The 100 Most Important Events and People of the Past, 1000 Yearで100人に数えられたアスリートはたったの一人でした。
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人類史上初めて1マイル4分を切ったロジャー・バニスターです。

Sports Illustrated誌の第1回Sportsperson of the Year(1954年)に選ばれたのもバニスターでした。

陸上競技は1984年までに6人がSports person of the Year を受賞(人道的活動を評価されたケースを除く)していましたが、それ以降はウサイン・ボルトも選ばれていません。

陸上競技のステイタスが下がったのが、最大の原因かとおもわれます。

そうはいっても、第1回に選ばれたバニスターがどれほどの衝撃だったのかを窺うことが出来ます。

もちろん、この種のお遊びはPFP並みに真剣にとらえるものではありません。いや、PFP以下です。

もう一度やり直すと、アスリートは誰も入らなかったり、モハメド・アリが数えられているかもしれません。

日本人唯一ランクインの葛飾北斎が86位で、ウォルト・ディズニーか90位というのは嬉しいですが、1位エジソン、2位コロンブスという選考です。

アメリカは日本以上に「出過ぎたクギは打たない」国であること、「異質なもの」に興味を膨らませる傾向が強い国です。

日本では〝反対意見〟も目立った大谷翔平の二刀流も、米国では「やってみたら?出来たらすごいけど」という受け止め方で、いざ成功すると〝大谷ルール〟までいくつも設定してくれるほど熱烈に歓迎してくれます。

日本には、外国人の成功者をあそこまで歓迎する土壌はありません。この国はランディ・バースが殿堂入りできず、大坂なおみを受け止めることができない国です。

さて、完全にアメリカのツボを突いた大谷は別格にして、あそこまでやらないとダメなのか?

大坂のようにメジャースポーツで君臨しなければダメなのか?