競技人口が多いスポーツは、トップレベルも高い。
トップレベルの報酬が高いスポーツは競技人口が多い。
どちらも、同じ意味の定説ですが、これが必ずしも当てはまらないのは冬季五輪種目で存在感を示してきた日本選手団を見ると明らかです。
スピードスケートの競技人口は男女種目別合わせても約2500人ですから、300万人を越えるテニスと比べると1000分の1以下です。
しかし、五輪での実績は雲泥の差があります。
もちろん、この差は「テニスの方がメジャースポーツでレベルが高いから」というよりも、スピードスケートはまさに「競技人口」なのに対して、テニスは「娯楽人口」ということが背景にあります。
では、プロボクシングにおける階級格差はどうでしょうか?

BoxRecによると、世界全体のプロボクサーは1万9780人。この中にはライセンスを取得して間もないデビュー前の選手もカウントされています。
※日本のミドル級6人の中に村田諒太は含まれていません。18ヶ月以上試合を行っていないためです。
さて、世界で見ると182人の105ポンド・ストロー級を底辺に、右肩上がりで増え続ける競技人口は、1957人のライト級を頂点に、クルーザー級の1044人まで下降、1225人のヘビー級でホップします。
1957人のライト級から1907人のジュニアウェルター級、1830人のウェルター級、1766人のジュニアミドル級は、それぞれのクラスが1500人を超えるボリュームゾーンで、世界的なビッグネームはここを舞台に覇を競い合っています。
歴史的には、ウェルター級〜ミドル級が最大人口を抱えていましたが、ここを支えていた米国でボクシング人気が凋落、東欧諸国やメキシコの台頭が競技人口をやや軽いクラスに下振れさせています。
それでも、米国のウェルター級は382人と最も多く、続いてヘビー級の344人が300オーバー。
一方でストロー級とジュニアフライ級は各6人で、ここには4回戦やデビュー前選手も含まれますが、彼らを入れてもナショナルランキングトップ10が組めません。
そして、日本を見ると、ミドル級とスーパーミドルが各6人、ライトヘビーとクルーザーがゼロにもかかわらず、ヘビーは2人。
ミドル級以上はトップ10が組めない貧相な状況になっています。
一方で、フェザー級107人、ジュニアライト113人、ライト94人、ジュニアウェルター94人、ウェルター51人と世界の人気階級にもそれなりの競技人口を擁していることがわかります。
約10年間で長谷川穂積、山中慎介、井上尚弥とバンタム級では強豪王者だけでも3人を立て続けに輩出しながら、ウェルターとジュニアウェルターはもとより、フェザーやライトでも1人のアルファベット王者すら送り込めていません。
この原因は「人気階級と比べてバンタムなどはレベルが低いから狙い目」ということです。
しかし、ウェルター級などの壁を高くしているのは「世界挑戦のチャンスがあまりにも少ない」という大きな理由もあります。
ウェルター級やミドルに日本人が挑戦、となるとそれだけでもボクシングファンには大ニュースです。
軽量級は競技人口と報酬、注目も少ないからレベルが低い。本業を持っているパートタイムボクサーの世界王者もザラにいる。
人気がない、報酬が低い、注目もされない、競技人口も低い…だからレベルも低い。
では、今日のBoxRecで最も競技人口の多いライト級(世界1957人・日本94人)と、ジュニアバンタム級(602人・98人)のレベルを比べてみましょう。
レベルを比べる指標などあるわけないので、具体的なサンプルの登場です。
日本での競技人口はジュニアバンタム98人と、ライト94人はほぼ同じ。そのトップは井岡一翔と中谷正義です。
もちろん、スタイルの差はあります。
2人の競技レベル差がどれだけあるか?悩む人はほとんどいません。何よりも、共に練習していた2人が最もよく分かっています。
ライト級の方がレベルが高いはずなのに、微妙な差とかいう話ではありません。
あまりにも両極端なサンプルを取り出したからなのでしょうか?
あるいは、超軽量級のレベルが高く、欧米の人気階級のレベルが低い日本国内で比較するのが間違いないのでしょうか?
今年1月では1万9780人
2万1116人。
極端な例ですが、日本のミドル級はこの4ヶ月で6人から28人!と激増。正確には試合を行いBoxRecにリストアップされるようになったのです。
トップレベルの報酬が高いスポーツは競技人口が多い。
どちらも、同じ意味の定説ですが、これが必ずしも当てはまらないのは冬季五輪種目で存在感を示してきた日本選手団を見ると明らかです。
スピードスケートの競技人口は男女種目別合わせても約2500人ですから、300万人を越えるテニスと比べると1000分の1以下です。
しかし、五輪での実績は雲泥の差があります。
もちろん、この差は「テニスの方がメジャースポーツでレベルが高いから」というよりも、スピードスケートはまさに「競技人口」なのに対して、テニスは「娯楽人口」ということが背景にあります。
では、プロボクシングにおける階級格差はどうでしょうか?

BoxRecによると、世界全体のプロボクサーは1万9780人。この中にはライセンスを取得して間もないデビュー前の選手もカウントされています。
※日本のミドル級6人の中に村田諒太は含まれていません。18ヶ月以上試合を行っていないためです。
さて、世界で見ると182人の105ポンド・ストロー級を底辺に、右肩上がりで増え続ける競技人口は、1957人のライト級を頂点に、クルーザー級の1044人まで下降、1225人のヘビー級でホップします。
1957人のライト級から1907人のジュニアウェルター級、1830人のウェルター級、1766人のジュニアミドル級は、それぞれのクラスが1500人を超えるボリュームゾーンで、世界的なビッグネームはここを舞台に覇を競い合っています。
歴史的には、ウェルター級〜ミドル級が最大人口を抱えていましたが、ここを支えていた米国でボクシング人気が凋落、東欧諸国やメキシコの台頭が競技人口をやや軽いクラスに下振れさせています。
それでも、米国のウェルター級は382人と最も多く、続いてヘビー級の344人が300オーバー。
一方でストロー級とジュニアフライ級は各6人で、ここには4回戦やデビュー前選手も含まれますが、彼らを入れてもナショナルランキングトップ10が組めません。
そして、日本を見ると、ミドル級とスーパーミドルが各6人、ライトヘビーとクルーザーがゼロにもかかわらず、ヘビーは2人。
ミドル級以上はトップ10が組めない貧相な状況になっています。
一方で、フェザー級107人、ジュニアライト113人、ライト94人、ジュニアウェルター94人、ウェルター51人と世界の人気階級にもそれなりの競技人口を擁していることがわかります。
約10年間で長谷川穂積、山中慎介、井上尚弥とバンタム級では強豪王者だけでも3人を立て続けに輩出しながら、ウェルターとジュニアウェルターはもとより、フェザーやライトでも1人のアルファベット王者すら送り込めていません。
この原因は「人気階級と比べてバンタムなどはレベルが低いから狙い目」ということです。
しかし、ウェルター級などの壁を高くしているのは「世界挑戦のチャンスがあまりにも少ない」という大きな理由もあります。
ウェルター級やミドルに日本人が挑戦、となるとそれだけでもボクシングファンには大ニュースです。
軽量級は競技人口と報酬、注目も少ないからレベルが低い。本業を持っているパートタイムボクサーの世界王者もザラにいる。
人気がない、報酬が低い、注目もされない、競技人口も低い…だからレベルも低い。
では、今日のBoxRecで最も競技人口の多いライト級(世界1957人・日本94人)と、ジュニアバンタム級(602人・98人)のレベルを比べてみましょう。
レベルを比べる指標などあるわけないので、具体的なサンプルの登場です。
日本での競技人口はジュニアバンタム98人と、ライト94人はほぼ同じ。そのトップは井岡一翔と中谷正義です。
もちろん、スタイルの差はあります。
2人の競技レベル差がどれだけあるか?悩む人はほとんどいません。何よりも、共に練習していた2人が最もよく分かっています。
ライト級の方がレベルが高いはずなのに、微妙な差とかいう話ではありません。
あまりにも両極端なサンプルを取り出したからなのでしょうか?
あるいは、超軽量級のレベルが高く、欧米の人気階級のレベルが低い日本国内で比較するのが間違いないのでしょうか?
今年1月では1万9780人
2万1116人。
極端な例ですが、日本のミドル級はこの4ヶ月で6人から28人!と激増。正確には試合を行いBoxRecにリストアップされるようになったのです。
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