Saturday, May 7th clash in Las Vegas’ T-Mobile Arena 

World Boxing Association World Light Heavy Title


昨日行われた最終記者会見。

両選手・陣営とも刺激的なトラッシュトークはなく、悪い意味で地味に進行した印象でした。
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かつて「リングの中で戦うのに英語は要らない」と野茂英雄みたいなことを言っていたカネロですが、ここ数試合で英語は随分流暢になりました。

「シンコ・デ・マヨの週末に試合ができることを誇りに思う。メキシコを代表して戦うんだと、強い気持ちでいる。ビボルは素晴らしい世界チャンピオンでアマチュア時代から豊富な経験を積んできた手強い相手」。

一方のビボルも、丁寧に一語一句をかみしめるように英語で質疑応答。

「本当に大きなチャンスをつかむことが出来た。この幸運に感謝したい。この数年間、陣営といつも夢見ていた試合が現実になっった。素晴らしい試合をお見せする。このスポーツに5歳のときから打ち込んできた。16歳で2度目のアマチュア世界王者になった。そしてプロで19試合、全て勝利を収めて私は世界王者。週末の試合、勝利しかイメージできない」。

オッズは5-1で、ホームのカネロが圧倒的有利。

カネロのKO勝ちは5/2(3.5倍)、ビボル15/2(8.5倍)。

「カネロが終盤ストップする」という専門家予想と同じく、オッズでも第8〜第10ラウンドでカネロがKOする賭け率が19倍で最も低く、大穴はビボルの1ラウンドKO勝ちで101倍。

5-1レベルのオッズが引っくり返されるのは珍しいことではありませんが…そのフェイバリットがカネロとなると、これまで何度も繰り返された不可解なジャッジも考慮すると100-1レベルに思えてしまいます。