Saturday 30, April 2022
MGM Grand, Grand Garden Arena,
Las Vegas, Nevada, USA  
 
Ring Magazine Jr.Light Title
World Boxing Council World Jr.Light Title

落ち目のトップランクが提供できる数少ないビッグファイト。スティーブンソンのWBOにバルデスのWBC、そして空位のリング誌タイトルもステイクされます。
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空位のリング誌タイトルが賭けられる条件は1位と2位の激突が基本で、3位選手にその価値があると認められた場合は1位vs3位でもステイクされます。

今回は、ロブソン・コンセイサン戦でドーピングが発覚しランキングから締め出されていた元2位のバルデスが謹慎期間6ヶ月を経て、1位のスティーブンソンと対決、トリコロールのベルトが賭けられます。

フェザー級時代からからスティーブンソンは「バルデスは私を怖がって避けている。チーム・カネロはは勝てる相手しか選ばない」と挑発。

エディ・レイノソが「弱いボクサーを避けるわけがない。弱いボクサーほどよく吠える」と応酬、両者の因縁は燃え盛っています。

フェザー級から2階級制覇した無敗王者同士の統一戦ですが、オッズは24歳のWBO王者に傾いています。

スティーブンソンの勝利は1/6(1.67倍)、31歳のバルデスは4/1(5倍)。バルデスが勝てば大番狂わせとされる差に広がっています。

スティーブンソンはサウスポーのスピードプレイヤー、誰にとってもやりにくい相手です。

この大一番、鮮やかな勝利を条件に、スティーブンソンがスーパースターの切符を手に入れる…と期待されていますが、バルデスもまた誰に取ってもタフな戦いになる嫌な相手です。