ついに今日という日がやって来ました。

NHKでも朝から村田諒太のメンタルトレーニングの様子が長尺で特集されていました。

読売新聞は特別面を割いて、今夜の試合が何を意味するのかを、わかりやすく噛み砕いてくれました。

月曜夜も〝舞台裏〟をテーマにしたクローズアップ現代+が放送されます。

村田のホームリング、会場が暗転してパイレーツ・オブ・カリビアンが流れると大きな声援が湧き上がるでしょう。

しかし、何故この試合がここまで注目されるのかというと、ゲンナジー・ゴロフキンが日本のリングに上がるからです。

ある意味で、ゴロフキンが主役。

「お手並み拝見と行きますかな」という相手ではありません。お手並みは、もう嫌というほど拝見させていただいて来ました。

会場の空気が一番張り詰め、尊敬と歓迎の拍手が送られるのは、セブンネーション・アーミーのイントロが流れるときです。

会場にいたら、その時点で泣いてしまいそうです。