昨年の東京五輪、フライ級(48.52kg)で金メダルを獲得したガラル・ヤファイが今週末、プロデビュー戦のリングに上がります。
舞台はロンドン、O2アリーナ。メキシコ人のカルロス・バド・バウティスタとの10回戦。
プロデビュー戦とはいえ、空位のWBCインターナショナル・フライ級タイトルがステイクされます。
ガラルは、その名前でおわかりのようにカリド、ガマルのヤファイ三兄弟の末っ子。ガラルがサッカー選手の夢を諦めて、2人の兄のあとを追いかけたのは18歳と遅咲きのエリートです。
それから10年、ガマルは29歳になりました。
「主戦場にしていたライトフライ級が五輪で廃止されたときは心が折れた」と言いますが、それでも東京で大輪の花を咲かせ、マッチルームと大型契約を結びました。
リップサービスもあるでしょうが、エディー・ハーンが 「スターになる素質、スーパースターにさせる」と評価する〝ゴールデンボーイ〟です。
マッチルームは日本の京口紘人を筆頭に、ジュニアフライ〜ジュニアフライ級のタレントを続々と傘下に収めています。
マッチルームは米国のプロモーターが関心を示さないジュニアフライ(ガマル)からフライ(サニー・エドワーズ)、ジュニアバンタム(ジェシー・ロドリゲス)でスター候補をセット。
英国からメキシコ、そして日本とタレントをちりばめました。
ビッグファイトが繰り広げられる予感しか、しません。
ガマルは「(お祭りムードの)プロのファイトウィークには慣れていない。(アマチュアの大きなトーナメントが開催される)ハンガリーやブルガリアの雰囲気には慣れっこなんだが」と苦笑い。
それでも「戦うのが仕事。オリンピックをはじめ、もっと大きな舞台で勝ってきたからリラックスできている。準備はできている。週末には、私が何者かをお見せできると思う」と静かな闘志を燃やしています。
重厚なプレスをかけるサウスポーと、メキシコ系のロドリゲスが近未来の〝決勝戦〟で激突するのがハーンにとっての理想でしょう。
そうは問屋が卸しません。
京口さん、中谷さん、矢吹さん、寺地さん!
ハーンの台本をビリビリに引き裂いてやって下さいませッ!!!
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