リング誌4月号の「THE STUFF OF DREAMS〜夢の対決」から。

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マニー・パッキャオがアカデミー賞でオスカーを受賞する可能性の方が高い、と笑うなかれ。

昨年末、ニューヨークで取材に応じたオレクサンダー・ウシクは、カネロ・アルバレスとクルーザー級で戦う可能性について「クルーザー級に戻るのは簡単だ」と、答えました。

ウクライナの魔術師は「クルーザー級に戻るとしてもカネロとの1戦だけ。ヘビー級のベルトを維持したまま、カネロに勝つ。そして、ヘビー級に戻る」とヘビー級が主戦場であることを強調。

最も優れたPFPファイター2人の対決が実現すると、記録的な興行規模になるのは間違いありません。

スーパーミドル級の現役王者がヘビー級の現役王者と対戦するのです。

もし、カネロが勝つと、1897年にミドル級王者ボブ・フィッツシモンズがヘビー級王座を獲得したことが思い出されるでしょう。

そして、ヘビー級の現役王者がクルーザー級のスーパーファイトのために階級を下げた前例は、ありません。

ウシクは乗り気ですが、エディ・レイノソは「ありえない。カネロがウシクと戦う可能性はゼロだ」と完全否定。

実現可能性: 2パーセント