来年5月に行われるフィリピン大統領選。

有力候補4人の末席に、マニー・パッキャオ上院議員が滑り込みました。
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有力候補とはいえ、フィリピンの民間調査機関ソーシャル・ウェザー・ステーションズ10月に実施した世論調査ではトップのフェルディナンド・マルコスの支持率が47%、4位のパッキャオはわずか9%にとどまっています。

ボクシングでは1-5のアンダードッグですが、大衆扇動的なフィリピンの選挙において、7ヶ月前の世論をひっくり返すのは並大抵のことではありません。

フェルディナンドは悪名高き独裁者マルコス大統領の長男。マルコスやイメルダ夫人を美化するフェイクニュースも織り交ぜたSNSが、かつての圧政を知らない若者たちの人気を集めているというのです。

フェルディナンドのYouTubeチャンネル登録者数は169万人で他の候補者の2倍以上。

大本命といわれていた現職大統領ドュテルテの長女サラがスキャンダルで立候補を取りやめるなど、独裁者の息子フェルディナンドにも今後強烈な逆風が巻き起からかもしれません。

そうなると支持率18%で2位のロブレド副大統領、13%のモレノ・マニラ市長、そしてパッキャオの三つ巴の争いになります。

リングの上で数々の番狂わせを起こし、異邦人でありながら中北米のボクシングヒーローに登り詰めたパックマン。

四角いリングから離れて、妖怪が跋扈する政治の世界でも大番狂わせを起こせるのか?

政治家パッキャオのメガファイトまで、もう半年を切りました。