ネバダ州ラスベガス パークシアター


ジュニアフェザー級のストラップは、すでにWBAとIBFを掌握しているムロジョン・アフマダリエフと、この試合の勝者が激突すると完全統一王者=Undisputed Champion誕生、そこでは当然リング誌タイトルもステイクされます。

急速に完全統一への磁力が強まっている122ポンド。井上尚弥がこのクラスに進出すると、世界挑戦は完全統一王座を賭けた大一番になる公算が出てきました。

軽量級という小さな世界でライバルに恵まれなかったモンスターにとって、ジュニアフェザー級は最も輝ける場所になるかもしれません。

オッズはフルトン3/10(1.3倍)、フェイゲロア5/2(3.5倍)。大方の予想はフルトンの判定逃げ切りですが、果たして?

まずはアンダーカード。

ゲイリー・アントニオ・ラッセルvsアレクサンドロ・サンティアゴ。ノンタイトルのバンタム級10回戦。

序盤は、サンティアゴの攻勢にアントニオがやりにくそう。決定的なシーンはなし。

第5ラウンドからアクションが増えますが、どちらにでも振れる内容。アントニオはロープに詰まるシーンが増える。

最終10ラウンド、アントニオの左ショートでサンティエゴがグラつきますが、詰めきれません。試合終了。

番狂わせです…。いや、違いました。

MD2-0でアントニオ。うーん…。


レイース・アリームvsエドゥアルド・バエス。NABO北米ジュニアフェザー級タイトルマッチ10回戦。

アリームはよくまとまったボクサーファイターですが、今日は硬い。

この試合もMD。98-92/96-94/95-95。アリームが苦戦の末に順当勝ち。


ニューヨークのテオフィモ戦待ちだったのでしょうか。やっとメインイベント。



WBC王者 Brandon Figueroa vs WBO王者 Stephen Fulton 

さあ、The Heartbreaker(和訳すると「色男」…そんなニックネームもあり?)がソンブレノをかぶって先に入場。Cool Boy Stephもなぜかソンブレノ、ガウンもメキシコカラー。

メキシコの時代ですなぁ。

予想通りの立ち上がり。フィゲロアのゴリ押しをフルトンが向か打つ展開。場内はフィゲロアへの「メヒコ・コール」。

フルトンがクロスレンジでの打撃戦、フィゲロアの土俵で戦っています。

「私はルイス・ネリとは違う」(フルトン)。その通りに根性見せてますが、ボディをもらい過ぎ。第5ラウンドで、フィゲロアがペースを掌握。

「フルトンは足を使わないといけない」(ジョー小泉)。その通りですが、それをさせない、色男の執拗な突貫です。

削り合いの試合は、フィゲロアのシナリオです。

第7ラウンド、後半戦に突入。フルトンも頑張ってますが、スタミナが持つか?

両者のフィジカル差が、徐々に明らかに。 

フルトンがKO宣言していた第9ラウンド。 この回は精度でフルトンですが…消耗してます。

チャンピオンシップラウンド。フルトンの足腰が怪しい。足を使ってリングを丸く使って、見栄えはフルトン。

クロスゲームです。

激戦の12ラウンド。どっちの転んだか???

また2−0のMD。フルトンが薄氷の勝利。116-112*2/114-114。

boxingscene.comは114−114のドロー。

しかし、3試合続けてのMD。大激戦。とはいえ、なんだか疲れたのは、山場のない混戦ばかりだったからでしょうか。