WBSSのシーズン3が「女子のジュニアライト級トーナメント」で実施されることが決定しました。

日本選手も巻き込んだ「ジュニアフライ級」も、主催者側からほのめかされたこともありましたが、いずれにしても、このWBSSの実体が〝マイナー〟に焦点を当てたイベントであることは1ミリも揺るぎません。


「高額賞金トーナメント」(今となっては冗談にしか聞こえませんが、キックオフ当初はこう喧伝されていました)というのは〝詐欺〟で、資金繰りの悪化からスケジュールの破綻に「当初提示された数字から大幅減額された報酬ですら約束の期日を過ぎても支払われない」(イバン・バランチェク)、「主催者との連絡が途絶えた。離脱も考える」(ノニト・ドネアら)と、ドタバタ劇を繰り広げたシーズン2。
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https://www.youtube.com/watch?v=CQ-DWUUb50o&t=173s

シーズン3にも「今回は賞金総額5000万ドル、とかの詐欺は騙らないのか」「人気のない階級や女子、次はムエタイか?誰も見ないマイナーにスポットを当てるのがWBSS」…早くも世界のファンから皮肉のコメントが寄せられています。

しかし「マイナーに光を当てる」のは素晴らしいことです。WBSSも余計な嘘さえつかなきゃ悪くない試みなんです。

マイナー、上等じゃないですか!

WBSSが、マイナースポーツに光を当てる五輪のような存在になれば、これは素晴らしいことです。

賞金も、マイナー階級や女子に見あった、優勝1万ドル、100万円くらいでいいと思います。もちろん、興行規模によってファイトマネーは別途です。

…それなら、所詮は欧州起源の〝承認団体〟であるWBSSじゃなくてもできる、いやむしろWBSSにネコババされる方が不愉快…という意見もあるでしょうが。。。


ハッタリかます必要なんてありません。ヘビー級やウェルター級、ミドル級でできないことをやるのが大切です。

「モハメド・アリ杯」もやめて欲しかったですが、それは些末なことです。とはいえ、そういうところにも詐欺精神が見え隠れするのが嫌です。

普通に「エデル・ジョフレ杯」「アーロン・プライアー杯」「イベンダー・ホリフィールド杯」でいいと思います。

ヘビー級でないのに、アリを出すなんて違和感しかありません。

正直にやるなら心から応援します。

米国で日の当たらないバンタム以下の軽量級もどんどん手がけて欲しいですし、日本のテレビや企業もスポンサードする価値があります。大きな成功事例がはっきり、あるわけですから。
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キンミヤをシャーベットにして楽しむ〝シャリキン〟。↑ このパンデミックで良かったことなどありません。キンミヤ割梅だってずっと「外で飲むハレの酒」と思い続けたかったです。

ホテルのサービスは素晴らしい!そんなホテル暮らしも明後日まで。ゴーストタウンと化した都心でホテル生活は囚人感覚でしたが、あと2日と思うと名残惜しい気もします。

まあ、でも、待望のあるべき日常が取り戻される第一歩です!