5月からまたホテル暮らし…。ですが、お仕事がいくつかキャンセルになって今日は自宅で事足りるホームワーク。
1ヶ月料金だからもったいない気もしますが、東京のど真ん中だというのに、夜8時で街が死ぬところにはなるべくいたくないです。
それに昨日、ときどき野球やら勉強やらの面倒見てるバカ中学生の親御さんからお魚をもらったので、早く食わねば!酒も飲まねば!というわけです。
ほうぼう(竹麦魚/魴鮄)のお刺身。薄桃色の白身魚。プリプリ歯ごたえがあって、甘みも旨みもある、日本酒とのマッチメイクが最強の肴でやんす。
それにしても、米国メディア(もちろんボクシング専門)は週末のカネロ・アルバレスとビリー・ジョー・サンダースのメガファイト一色です。
リング誌も英国ボクシングニューズ誌も、揃いも揃って…。しかし、どれもが面白い内容で充実してるから、これまた悔しい…。
悔しいけど、ESPNから。。。
もちろん、カネロは一度敗北したことがある。そればかりか、何度かクロスゲームも強いられた。大きなトラブルに見舞われたこともある。
ただ、今のカネロは、あの時のカネロではない。
唯一の敗北はユナニマスデジションで敗れたフロイド・メイウェザー戦(ESPNの間違い、実際は0-2のマジョリティデジション)だが、それはもう8年も前の出来事だ。
そのあとも、エリスランディ・ララやゲンナディ・ゴロフキンときわどい試合を繰り広げている。メイウェザー戦前にもオースティン・トラウトには随分苦労した。
さて、今のカネロを倒す方法などあるのだろうか?
最初にはっきりさせておかねばならないのは、カネロは進化してるということ。
キャリア初期からカネロはカウンターパンチャーだったが、進化の過程で獰猛なファイターの顔を見せてきた。そして、重要なことはそれにもかかわらず、ディフェンス能力も大きく成長していることだ。
一貫して成長を続ける中でも、メイウェザー戦からは多くを学んだ。メイウェザーをコピーすることでディフェンスの本質を掴んだのだろう。
クロスレンジでも有効な防御技術と、階級最強の攻撃力は対戦相手を焦らせ、ミスを誘い、致命的な状況に追い込んでいく。正対したクロスレンジでは、カネロの最大の武器ボディショットがいつでも打てる。
しかし、カネロが正面に立って退路を塞ぐプレッシャーをかけてくるのは、足が重いから。長い距離で戦うにはカネロのフットワークは遅い。そしてそもそものフレームが短い。
トラウトやメイウェザー、ララはカネロのプレッシャーを分断し、重くて遅い足を露呈させた。
カネロのプレッシャーを分断し、クロスレンジで正面に立たない。これをやるのに、サンダースのスタイルはぴったりだ。
ただし、カネロはいつも最高の状態に仕上げてくる。そう、サンダースとは違って。サンダースにもチャンスはある。しかし、それはベストコンディションでリングに上がるのが大前提。
カネロはサンダースの非力さを確かめたら、被弾のリスクをいとわずにKO狙いで攻めてくるだろう。
サンダースは間違いのない距離を取らなければならない。
これは攻撃のためだ。回転力のあるパンチを打ち込める距離を保つことが、勝利への鍵になる。
手数でカネロを後手後手に回すこと。カウンターアタックのチャンスを与えてはいけない。
カネロは動きが鈍い。じっと構えると強いが、忙しい展開になって動き回ると攻撃力は落ちる。カネロを下がらせたら、それは勝利のサインだ。
これを実行するにはひとつ条件がある。サンダースが生涯最高のコンディションでリングに上がることだ。
♠️テディ・アトラス トレーナー、解説者 「ザ・ファイト オブ テディ・アトラス」主催。
倒せないファイターなど存在しない。カネロも例外ではない。
確かに良いファイターで、今なお進化している。素晴らしいワインが熟成するように。
カネロが最強に見える最大の原因は、彼のチームの対戦相手の選び方だ。
アンドレ・ウォードならメイウェザーよりも楽にカネロを料理するだろう。チャーロ兄弟にもチャンスはある。デビッド・ベナビデスにだって。
ライトヘビー級でもアルトゥール・ベテルビエフやディミトリー・ビボルが相手なら、オッズは不利になるだろう。
カネロを倒すのに空飛ぶスーパーマンになる必要はない。
ただ、サンダースはカネロにとって難しい相手にはならない。ケイレブ・プラントもそうだろう。二人ともカネロのプレッシャーにクロスレンジで長い時間を戦い、ボディーを晒してしまうだろう。
1ヶ月料金だからもったいない気もしますが、東京のど真ん中だというのに、夜8時で街が死ぬところにはなるべくいたくないです。
それに昨日、ときどき野球やら勉強やらの面倒見てるバカ中学生の親御さんからお魚をもらったので、早く食わねば!酒も飲まねば!というわけです。
ほうぼう(竹麦魚/魴鮄)のお刺身。薄桃色の白身魚。プリプリ歯ごたえがあって、甘みも旨みもある、日本酒とのマッチメイクが最強の肴でやんす。
それにしても、米国メディア(もちろんボクシング専門)は週末のカネロ・アルバレスとビリー・ジョー・サンダースのメガファイト一色です。
リング誌も英国ボクシングニューズ誌も、揃いも揃って…。しかし、どれもが面白い内容で充実してるから、これまた悔しい…。
悔しいけど、ESPNから。。。
How to beat Canelo Alvarez?Easier said than done
カネロ・アルバレスに勝つなんて、そんなことが可能だろうか?もちろん、カネロは一度敗北したことがある。そればかりか、何度かクロスゲームも強いられた。大きなトラブルに見舞われたこともある。
ただ、今のカネロは、あの時のカネロではない。
唯一の敗北はユナニマスデジションで敗れたフロイド・メイウェザー戦(ESPNの間違い、実際は0-2のマジョリティデジション)だが、それはもう8年も前の出来事だ。
そのあとも、エリスランディ・ララやゲンナディ・ゴロフキンときわどい試合を繰り広げている。メイウェザー戦前にもオースティン・トラウトには随分苦労した。
さて、今のカネロを倒す方法などあるのだろうか?
♠️ティモシー・ブラッドリー:ESPN解説委員 生涯マニー・パッキャオにしか負けなかったJr.ウェルター&ウェルター2階級制覇王者
最初にはっきりさせておかねばならないのは、カネロは進化してるということ。
キャリア初期からカネロはカウンターパンチャーだったが、進化の過程で獰猛なファイターの顔を見せてきた。そして、重要なことはそれにもかかわらず、ディフェンス能力も大きく成長していることだ。
一貫して成長を続ける中でも、メイウェザー戦からは多くを学んだ。メイウェザーをコピーすることでディフェンスの本質を掴んだのだろう。
クロスレンジでも有効な防御技術と、階級最強の攻撃力は対戦相手を焦らせ、ミスを誘い、致命的な状況に追い込んでいく。正対したクロスレンジでは、カネロの最大の武器ボディショットがいつでも打てる。
しかし、カネロが正面に立って退路を塞ぐプレッシャーをかけてくるのは、足が重いから。長い距離で戦うにはカネロのフットワークは遅い。そしてそもそものフレームが短い。
トラウトやメイウェザー、ララはカネロのプレッシャーを分断し、重くて遅い足を露呈させた。
カネロのプレッシャーを分断し、クロスレンジで正面に立たない。これをやるのに、サンダースのスタイルはぴったりだ。
ただし、カネロはいつも最高の状態に仕上げてくる。そう、サンダースとは違って。サンダースにもチャンスはある。しかし、それはベストコンディションでリングに上がるのが大前提。
カネロはサンダースの非力さを確かめたら、被弾のリスクをいとわずにKO狙いで攻めてくるだろう。
♠️フレディ・ローチ:マニー・パッキャオのトレーナー 2012年殿堂入り
サンダースは間違いのない距離を取らなければならない。
これは攻撃のためだ。回転力のあるパンチを打ち込める距離を保つことが、勝利への鍵になる。
手数でカネロを後手後手に回すこと。カウンターアタックのチャンスを与えてはいけない。
カネロは動きが鈍い。じっと構えると強いが、忙しい展開になって動き回ると攻撃力は落ちる。カネロを下がらせたら、それは勝利のサインだ。
これを実行するにはひとつ条件がある。サンダースが生涯最高のコンディションでリングに上がることだ。
♠️テディ・アトラス トレーナー、解説者 「ザ・ファイト オブ テディ・アトラス」主催。
倒せないファイターなど存在しない。カネロも例外ではない。
確かに良いファイターで、今なお進化している。素晴らしいワインが熟成するように。
カネロが最強に見える最大の原因は、彼のチームの対戦相手の選び方だ。
アンドレ・ウォードならメイウェザーよりも楽にカネロを料理するだろう。チャーロ兄弟にもチャンスはある。デビッド・ベナビデスにだって。
ライトヘビー級でもアルトゥール・ベテルビエフやディミトリー・ビボルが相手なら、オッズは不利になるだろう。
カネロを倒すのに空飛ぶスーパーマンになる必要はない。
ただ、サンダースはカネロにとって難しい相手にはならない。ケイレブ・プラントもそうだろう。二人ともカネロのプレッシャーにクロスレンジで長い時間を戦い、ボディーを晒してしまうだろう。
コメント
コメント一覧 (2)
メイウェザーをバカに出来んぞ(笑)
フシ穴の眼
がしました