Wednesday 5, May 2021
EDION Arena Osaka, Osaka, Osaka, Japan
亀田和毅vs三宅寛典 
commission Japan Boxing Commission
promoter:Masato Yamashita (Shinsei Promotions)

緊急事態宣言が週明けにも発出される見通しの大阪府。

期間は3週間から1ヶ月といわれていますから「亀田和毅vs三宅寛典」の試合ゴングが無事に鳴らされるかどうか、全く不透明になりました。

無観客でもやって欲しいと思いますが、時期は最悪です。
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リング誌の名物企画「BEST100」↑。毎年1月号で現役PFP100傑!を発表する冒険的なコーナーでしたが、経営難と誌面リストラで2014年を最後に惜しまれながら消滅。「亀田」には辛辣なコメントもありましたが、愛される常連でした。



さて、ボクシングの話がほとんどのブログですが「亀田」に関する記事が極端に少ないことには理由があります。

改めて考えてみると、①長男次男が引退、三男も積極的に活動していない②和毅は下流王者ジェイミー・マクドネル、普通王者レイ・バルガスに健闘したとはいえ女子並みの決定力の無さ③リング外の話題を自分たち嬉々として発信する選手は生理的に受け付けない、などでしようか。

②③は皮肉で、①がほぼ全てです。

亀田興毅が世界王者になった頃から引退までの時期にこのブログを立ち上げていたら「亀田」について間違いなく何度も触れていたはずです…。

と、ここまで考えてみて、そもそも国内ボクシングが亀田騒動の最中では「議論する余地の無い王者=Undisputed Championとは?」「Lineal Championの系譜をおさらい」「日本歴代PFPを考える」「リング誌単独カバーの考察」「人気階級に風穴を開けろ!」…なんてテーマを書く動機付けに乏しく、ブログそのものを立ち上げていませんでした。

村田諒太や井上尚弥、中谷正義、井岡一翔らの躍動があるから、書きたいものが尽きないわけです。

亀田興毅に「カネロ・アルバレスを倒してくれ!」なんて発想は脳みそが沸騰しても浮かんできませんし「亀田大毅はPFPに値するか?」なんて妄想すら出来ません。「亀田和毅はメキシコでも米国でも無名」なんてことも口にする気にもなれません。

興味・関心を向けることが全く出来なかったので、一部のボクシングファンが向ける嫌悪や非難など負の感情は、私にはほとんどないのです。

 

暗愚で幼稚な振る舞いなども含めて「亀田」に向けられた非難は、本来彼らに向けられるべきではありません。

ヘドロが無ければ、腐臭が立ち昇ることはありません。

「亀田」にだけ批判の矛先を向けるのは、ヘドロを排除せずに腐臭だけに大騒ぎしているのと同じことです。

うーーん、ボクシング界にヘドロが沈殿しているのは間違いありませんが「亀田」を腐臭と表現するのは間違いですね、訂正します。

日本のボクシング界は、すべからく「亀田」だと言った方が正解です。 

さて、その「亀田」とは何だったのか?

それは、日本のボクシング界とは何なのか?と同義です。 
 
 

本人たちが胸を張るように、彼らがボクシング界を盛り上げた功績は紛れもない事実です。

一方で、興毅が「ボクマガの読者は俺らのこと嫌いやからな」と拗ねたように、彼らが盛り上げたのは〝広義〟のボクシング界で〝狭義〟のボクシング界は極端なアレルギー反応を示しました。


それは、まさしく「近親憎悪」でした。 

亀田和毅の試合に向けて「亀田」の功罪を総括、この国のボクシングの輪郭をなぞっていきます。