伝説、怪物、グレート…。
ボクシングほど、大袈裟な言葉が軽々しく繰り返される世界はありません。
Fight of the Century、「世紀の対決」も、軽々しく繰り返される大袈裟な言葉の代表です。
文字通りに捉えると100年に一度しかないはずの「世紀の対決」ですが、私たちはもう何度も見せられてきました。
しかし。正真正銘、掛け値なしの「世紀の対決」が、今からちょうど50年前にあったと、米国のボクシングメディアが一斉に報じています。
1971年3月8日、ニューヨーク。マディソン・スクエア・ガーデン。あれから50年の節目を迎えます。
私は、リアルタイムでは知りません。モハメド・アリを初めて見たのは最晩年のレオン・スピンクス戦 。ジョー・フレージャーは一度も見たことがありません。
「ヘビー級黄金時代」は、私にとってビデオでしか見たことのない「歴史」です。
皮膚感覚での記憶がないとはいえ、メディアの取り上げ方や、リング誌の特別号を読むとそれが破格のイベントであったことに疑いようはありません。
私が見ることができた〝Fight of the Century〟 は、50年後も宝箱を開けるように振り返られ、未来のファンが羨望することがあるのでしょうか。
極私的 〝Fight of the Century〟を綴ってゆきます。
THE KNOCKDOWN。1954年ワールドシリーズでウィリー・メイズが見せたThe Catchに並ぶスポーツ史に残る「THE」でした。
1971年3月8日、ニューヨーク。マディソン・スクエア・ガーデン。あれから50年の節目を迎えます。
私は、リアルタイムでは知りません。モハメド・アリを初めて見たのは最晩年のレオン・スピンクス戦 。ジョー・フレージャーは一度も見たことがありません。
「ヘビー級黄金時代」は、私にとってビデオでしか見たことのない「歴史」です。
皮膚感覚での記憶がないとはいえ、メディアの取り上げ方や、リング誌の特別号を読むとそれが破格のイベントであったことに疑いようはありません。
私が見ることができた〝Fight of the Century〟 は、50年後も宝箱を開けるように振り返られ、未来のファンが羨望することがあるのでしょうか。
極私的 〝Fight of the Century〟を綴ってゆきます。
コメント
コメント一覧 (2)
試合に至る流れ、試合、試合後とこれほどのエピックファイトはこれまで観た経験がありません。
メイ×パックは数字の上では記録に残るかもしれませんが、記憶には(少なくとも私は)残らなそうです。
日本だと辰吉×薬師寺とかになるんでしょうか。
(試合内容的にはコウジ×畑山のが好きですが)
フシ穴の眼
がしました