新銭座(今の浜松町付近)から永楽町(丸の内付近)を繋ぐ高架鉄道。それが新永間市街線高架橋です。

今も東京駅から有楽町、新橋、浜松町と伸びる、あのヴィンテージ感を発散しまくってる赤煉瓦の高架。
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後から付けた街灯が突き刺さってるのが、メダリオンという円形の飾り。

かつては、広告などが嵌め込まれていたのでしょうか?
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長い年月で赤煉瓦の表面は劣化、その爛れた様子は妖艶な色っぽさを発散しています。
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日本のレンガは基本、イギリス積み。オランダ積みの方がお洒落ですが、真面目なイギリス積みは嫌いじゃありません。
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令和の時代を迎えても、明治はしっかり息づいています。

明治44年、1911年開通といいますから、なんと110年の風雪に耐えて来たことになります。

古代ローマの水道橋が現在でも一部機能しているなど、世界には強敵ライバルが数えきれませんが、日本のインフラで飛び抜けて長い時代を超えてバリバリの現役というのは非常に珍しいケースです。

今も、1000万都市東京の大動脈を支えているのですから、これは世界でも稀有な〝現役の巨大遺跡〟と言えるかもしれません。
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どうしても赤煉瓦のアーチに目が行きがちですが、高架を支える鉄柱も趣のある装飾が施されていて、なかなか味わい深いのです。

こんな無駄な飾り付け、今では考えられません。