8月22日 ネバダ州ラスベガス 
MGMグランド カンファレンスセンター

ミドル級10回戦

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ライトヘビー級12回戦(エレイデル・アルバレスvsジョー・スミスJr.)のアンダーカードでセットされたブラントの復帰戦。

「見逃せないのはメインイベントだけじゃない。ロブ・ブラントと、クレイ・カラードも登場する」(ボブ・アラム)。

ESPNでミドル級7位、リング誌で9位にランクされるブラントは昨年7月12日に村田諒太との再戦で2ラウンドKO負けして以来、キャリア最長の13ヶ月と10日ぶりのリングです。

本当なら1月に予定されていた復帰戦でしたが、キャンプ中に上腕二頭筋を断裂して長期ブランクを余儀なくされていました。

ブラントはこの試合に向けて、テレンス・クロフォードやジャメル・ヘリングのトレーナーとしても有名なブライアン・マッキンタイヤーの指導を仰ぎ、フィジカルを鍛え直してきました。

「故障も完治して、充実した3ヶ月のキャンプを過ごせた。コピレンコは強力なボディ攻撃が持ち味の手強い相手だが、この試合をクリアしてもう一度世界タイトルを手にしてみせる」と29歳のブラント。

一方、ウクライナ生まれのコピレンコもこの試合が復帰戦。

カリフォルニア在住の36歳は、昨年5月にスティーブン・バトラーと空位のWBCインターナショナル王座を争いスプリットデジションで惜敗。それ以来のリングになります。

ブラントはもちろん、バトラーとグダグダの試合を展開したコピレンコも技術的には世界基準にあるとはいえ、傑出したものは何一つ持ち合わせていません。

そして、ミドル級のトップ戦線で戦うには二人ともフィジカルに不安を残しています。

オッズはブラント勝利1.66倍、コピレンコ2.44倍とブラント有利。

試合の行方は、さて?