フシ穴の眼 〜スポーツ疾風怒濤編〜

      Hope Lights Our Way / 希望の道を、つなごう。

 「Hope Lights Our Way / 希望の道を、つなごう。」

珍しく神保町でお仕事。

梅雨に逆戻りしたような、水分をたっぷり含んだ蒸し暑く重い空気をかき分けて、靖国神社あたりまでお散歩。

ポロシャツが汗だく…やめときゃ良かった。

九段下の坂道を上がると見えてきたのは、ホテルグランドパレス。

ボクシング関連の記者会見の多くは、現実でも漫画でもホテルホテルグランドパレスで行われてきました。

しかし「1972年の開業以来、多くのお客様にご愛顧いただいておりましたが、2021年6月30日をもちまして、ホテルの営業を終了いたしました」。

先週の木曜日が、最後の日だったのか。

跡地は「三菱地所、三菱地所レジデンス、阪急阪神不動産、東宝とともに複合ビルを建設する予定」。

取り壊し工事がまさに始まったところでした。

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1972年開業というこもは、ちょうど50年。この手の〝高度経済成長型〟大型ホテルは役目を終わったということでしょうか。

昔のオークラ、赤プリなんかも、とっくに無くなりました。

今、都心で残されてる〝この手〟はホテルニューオータニくらいでしょうか?

ボクシングと結びつきの強いホテルだっただけに、寂しさもひとしおです。

また、一つ、昭和にさよならだ。

そういえば、ボクシングマガジンも今年(7月号)で休刊してしまいます。

そして、鉛色の空からポツポツ落ちてくる雨粒に濡れながら、靖国神社へ。

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7月13日(水)から7月16日(土)までの4日間、行われる「第75回 みたままつり」の準備が進んでいました。

「みたままつり」は、国のために尊い命を捧げられた英霊を慰める行事として、日本古来のお盆にあたる期間に行われている祭事だそうです。

靖国神社の外苑参道沿いに約1万個の大型提灯と、内苑に約2万個の小型提灯が掲げられ、境内が献灯(みあかし)の黄金色の光に包まれるといいます。

また、神輿曳き回し、江戸芸かっぽれ、吹奏楽団パレード、和太鼓演奏などの奉納行事や「能楽堂」では各種奉納芸能が行なわれるようです。

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まだ、提灯装着前ですが、2万個が連なる光景は壮観でしょう。

さすがに靖国神社が無くなることはないはずです。




通りを跨いで、北の丸公園に入ります。

この辺りの桜並木の貫禄は世界最強クラス、風格ありまくりです。

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この幹のよじれ方!このねじれ方!そんじょそこらの公園では、まずお目にかかれません。

そして、旧江戸城田安門を抜けると、そこに屹立してるのが、矢吹丈とホセ・メンドーサが死闘を演じた日本武道館です。

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大学時代に、彼女とユーミンのコンサート会場の席で落ち合うはずが、私が大幅に遅刻して、彼女の機嫌をものすごく損ねた思い出があるのですが…何の用事で遅刻してしまったのか全く思い出せない。

九段下の駅からほぼ全力で走って、この階段を駆け上がったのもはっきり覚えているというのに。

人生で、あんなに女の子に泣かれたことはあのときだけだったのに、どうして遅刻したのかが、全く思い出せない…
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大谷翔平がシフトでガラ空きの三遊間を抜けるレフト前ヒットを放ちました。

「シフト」といえば「王シフト」。王貞治はどんなに変則のシフトを目の前で展開されても、引っ張り一本槍のスタイルを崩さなかったといいます。

大谷さんは昨シーズンもホームラン王争いの最中に、バントヒットを決めたことがありました。


「ホームラン狙ってくれよ」。

そんな凡人の願いは、永遠の野球小僧には届かないのかもしれません。

どうやったら自分が一番輝けるか?ではなく、どうしたらチームが勝てるか、に軸足をしっかり乗せているのでしょう。

集団競技で一番面白いのは、本当はそこなのですが、それに気づくのってなかなか時間がかかるもので、私なんかは自分が一番輝くことしか考えていませんでした。

それに気づいたときはもう高校3年生、最後の甲子園予選でした。

「俺って本当に馬鹿だ、今頃気づくなんて」。そんな風に後悔しましたが、ずっと後になると気づいて試合に出られただけで、十分、遅いなんてことはなかったと思えるようになりました。

年を重ねるってことは、自分も含めていろんな人やことを許せるようになることかもしれません。

まぁ、許せんのは井上信者やな。奴らが国を滅ぼす。

なんて、冗談はさておき、王貞治は自分のバッティングを崩さないために、目先のヒットを欲しがって流し打ちをしないという長期的ビジョンに立っていました。ゆったり広い海のようなスポーツマンでした。

対する大谷さんは、目先でも何でもいいからとにかくチームの勝利に今、この瞬間に自分がどう貢献出来るのかを考える、目の前しか見ない、急流のようなアスリートです。

王貞治が格好良いのは当たり前ですが、大谷も相当にクールです。

どっちか好きかと聞かれたら…。

大谷かな。「ホームラン狙ってよ」と言っておいて、矛盾しますが。



それにしても、エンゼルス、弱い、弱い、弱すぎるよ…。
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鯨肉が、とにかく大好きである。

一昨日の7月1日で、国際捕鯨委員会(IWC)を日本が脱退して3年が経ちました。

これまでの「調査捕鯨」でクジラは資源として消して枯渇するものではないというデータを揃えても、IWCが商業捕鯨を再開させなかった理由である「データに信頼性がない」という難癖は「知的野生動物のクジラを残酷に捕獲することは許せない」という、キリスト教国の独善でした。


クジラは、縄文時代から貴重なタンパク源として食べられ、骨などは生活道具の材料とされてきましたが、それは日本人に限ったことではありません。

人類は一人残らず、みんな、みんながクジラを愛してきたのです。

当たり前です。あんなロマンチックな食べ物が他にありますか?


くじら肉は、ほぼ全ての部位を美味しく食べることができるとともに、骨や髭も残らず有効に利用されます。

人形浄瑠璃を動かす操作索に、クジラの髭が使われているのは有名です。

筋肉である赤身部分や皮、畝(畝須)と呼ばれる下顎から腹の部分を始め、タン=舌(さえずり)、心臓・胃・小腸(百尋)などのもつ(内臓)も普通に美味しく食べることができます。

尾の身と呼ばれる尾の部分は霜降り、アホほど美味いのです。

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https://marukou-inc.co.jp/about-kujirameet/




名曲です(北野武さんが商業捕鯨推進派というわけではありません)。

居酒屋で、NHKスペシャル「鯨獲(と)りの海」を見てました。

このドキュメンタリーが野生動物を惨殺する光景にしか見えない人がいることも、なんとなく理解できます。

ただ、彼らはこっちを理解しようとは全くしません。

ボクシングでも、ヘビー級やミドル級が面白いのは日本人はみんな理解しています。村田諒太を突然変異としたら、日本人が事実上存在しないクラスでも、必要以上にリスペクトしてきました。

どんなに低脳な井上信者でも、教祖様がミドル級やヘビー級で同じことをやってのけていたら…それでも米国では大谷翔平の足元にも及ばなくても、野球がメジャーではない欧州など地球儀の大部分で、バンタム級とは比較にならないそれなりの注目を浴びていたということはわかるでしょう。

というか、それ以前にバンタムでなくウェルターやミドルなら日本での注目度が全く別次元です。

現時点の井上は、ファイティング原田は論外、長谷川穂積や西岡利晃、山中慎介ら、もっと真実を突けば〝亀田〟の延長上に過ぎません。

もちろん、井上は彼らの集団でトップランナーになりました。

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それにしても、奴らがこっちを全く理解しようとしていない、それどころか因縁まで付けてくる、そこが気に食わないのです。

わざわざ、高額の放映権料まで支払ってる井上に対して、感謝の一言も言わずに、放映権料の駆け引きに「井上なんて米国ではコアなマニアしかしらない」なんて書くESPNは喧嘩、売ってんのか、って話です。

もちろん、フライ級やバンタム級は興味がない、というのは歴史や文化や好みの問題です。

それなのに日本で欧米に媚び売る奴や、欧米にバンタム級の需要があると盲信してる真性の馬鹿がいることには幻滅と嫌悪感しかありません。

なんで「憧れ料」まで払って、ラスベガスという住所だけのしょぼい会場で試合して、「憧れ料」まで払わなきゃいけないのか。

横浜のクジラ屋で、大酒飲んだ帰り道。

もう一回、戦争して勝たないと、こういうのは我慢するしかないのです。もちろん、もう一回戦争なんて絶対にやってはいけません。

だから、こっちに明らかに正義があっても飲むしかないのです。

そうはいっても、30年先、50年先の日本を見据えるなら、現実の戦争はしないまでも〝もう一回戦争して今度は勝って、新しい仕組みを作る〟ような、劇的な攻撃が必要です。
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