カテゴリ: 村田がカネロを倒す!

さ  2024/02/11 07:42


フシ穴の眼
素直に10年5億ドルで契約してれば
来年top10入りだったのに。。
くそー



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敬虔な大谷信者のあなたは、まだ気づいていないのですね?

ユニコーンの悪行三昧を。

何度も書きますが、私は大谷翔平が、とにかく、大嫌いなのです。

私の大好きな野球の秩序と常識を根底から破壊したばかりか、今度はスポーツの世界を、カネの力で汚したからです。

あの銭ゲバのユニコーンが「チームの補強に回してくれ」と、契約金のほとんどを後払いにしたことは誰でも知っているはずです。

それなのに、この世界スポーツ史を揺るがす大スキャンダルをどうしてどのメディアも報じないのでしょうか?

いいですか?あの男は「勝利を、ワールドチャンピオンをカネで買おう」としているのですよ。大谷翔平がやってることは、世界で最も権威がある正義スポーツ国際法の大審院(本部:横浜市)が定める第一条第1項で禁じられた「八百長行為」にあたります。

それなのに…。

ドジャーブルーならぬ〝ドジャーブラック事件〟〝青い霧事件〟と大スキャンダルとならないことも、裁判所の前で「ウソだと言ってよShohei!」と子どもが泣き叫ばないことも、私たちが世界中からエコノミックアニマルと再び侮蔑されて「同じ日本人として恥ずかしい」と肩身が狭い思いをすることもない理由は、あのユニコーンが常軌を逸してヤバ過ぎる巨悪だからです。

ブラックソックス事件も、黒い霧事件も、所詮は「わざと負ける」という単純な八百長にすぎませんでした。ところが、あのユニコーンは「わざと勝つ」という、誰も思いつかなかった極悪のウルトラZで神聖なフィールドを青い霧で覆ってしまったのです。

どうして文春砲はこの巨悪に向けて放たれないのでしょうか?…私はその理由も知っています。

あの狡猾なユニコーンは、文芸春秋社まで買収しているのです。文春砲1発の利益は2億円程度ですから、極悪ユニコーンにとっては私がうまい棒を1本買うくらいの感覚でしょう。

騙されてはいけません。

もうすぐ正義スポーツ国際法の大審院が動き出すはずなのですが…さすがの大審院もうまい棒あたりで買収されてしまったのかもしれません。



何度でも書きますが、私は大谷翔平が、とにかく、大嫌いなのです。

https://fushiananome.blog.jp/archives/8370592.html


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カネロを倒した日本人は、大谷翔平でした。

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アマチュアとプロの違いはどこにあるのでしょうか?

アマチュアは3ラウンド制、同じ呼称の階級でもプロとは重さが違う。採点基準が違う…数えきれない違いがあります。

リングの中で言うと、アマチュアは勝ち進めば勝ち進むほど、強い相手と戦えるトーナメントです。

世界選手権やオリンピックでは、世界の強豪と拳を合わせて勝ち進まなければなりません。

そして、世界選手権やオリンピックの開催地はカネとコネを持つ富裕国ですが、極端な偏りはありません。

一方で、プロは安易なマッチメイクで世界王者になることが出来ます。世界王者は世界最強とは限らないというわけのわからない世界がプロです。

長谷川穂積や内山高志、山中慎介らは、勝ち続けるに比例してどんどん強い相手が現れるという、スポーツなら当たり前の風景を見ることが出来ませんでした。

タイトルマッチの舞台も、富裕国のボクサーのホームに大きく偏ります。そして、そこでは当然、地元判定と思われるジャッジが下されることもあります。

これらの違いに加えて、選手側には「練習環境」という大きな問題が横たわっています。

実力があれば、国際大会でトップレベルの真剣勝負が体験出来るアマチュアに対して、アルファベットの世界王者としてどんなに勝ち抜いても本物のトップと拳を交えることが出来ない悲劇がプロでは起こり得ます。

そして、それは日本のライト級以上の選手にとって、より深刻にのしかかってきます。

例えば日本のミドル級の選手は、練習相手にも困ります。

村田諒太は日本人の五輪金メダリストであるが故にさまざまな恩恵に浴しましたが、それはベターであってもベストではありませんでした。

もし米国人やメキシコ人に生まれて金メダルなら、中量級のボクサーを育成するノウハウに長けた大手プロモーターが村田に最高の環境を整えたでしょう。

もちろん、練習相手に困ることもありません。

プロ向きでないと言われたジョージ・フォアマンが〝フォアマン方式〟で自信をつけるマッチメイクを消化して怪物化、アンドレ・ウォードも対戦相手の質が低いと批判されながらも着実にプロのスタイルを習得、スーパー6を大番狂わせで優勝しました。

フォアマンやウォードは、プロでも最初から別格だったわけではありません。

村田のマッチメイクが、金メダリストに自信とプロの流儀を学ばせるプログラムとして合格点だったと言う人は少数派かもしれません。

しかし「日本を拠点にして」という条件付きなら、100点満点です。帝拳は出来ることは全てやり尽くしてくれました。

まだ、進退は表明していませんが、ここまでのキャリアは素晴らしいの一言に尽きます。

清水聡や井上尚弥らもそうですが、アマチュア時代から応援していたボクサーがプロでも活躍してくれるのは、嬉しいものです。

そして、そして、村田は対戦相手にも本当に恵まれました。

当初ターゲットにしていたビリー・ジョー・サンダースとの交渉は難航、ESPNの年間最高KO賞に輝いたばかりのアッサン・エンダムに決まったときは少し嫌な予感がしたものです。

しかし、あの疑惑の判定負けも、今となっては村田とエンダムの人間的な魅力を演出してくれました。

そして、ゲンナジー・ゴロフキン、です。

それにしても。

実力だけでなく、運まで持ってる人っているもんですね。









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しかし、あと23日でっせ。皆々様。

兎にも角にも!あのゲンナジー・ゴロフキンが日本にやって来ます!!!



というわけで、今夜は「来日・プレーした大物たち」を、思いつくままに懐古します。

独断と偏見で、ゴルフとテニスは除外させていただきました。

京都大学に落ちて傷心の40歳近く歳の離れたお友達から頂いた「グレンリベット12年」を、ありがたくすすりながら、酔いながら、きっと大物が抜け落ちていると思いますのでフォローしてくださいませ。


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1934年の第2回日米野球で来日したのは「野球の神様」。

3年前の第1回大会では長い船旅を嫌い、出場を拒否していたルースを説き伏せたのは、交渉を担当していた鈴木惣太郎。

鈴木は、諦めずに何度もルースを説得しました。最後は、理髪店にいるところまで押しかけて「日本のファンが待っている」と自ら描いたポスターを見せると、神様は大笑いして「行く、決めた。日本に行くよ」と快諾したのでした。


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1965年と65年に来日。

当時は1団体10階級時代。PFPなどというチンケな妄想が付け入る隙がなかった時代です。

後年、リング誌がジョフレを「60年代PFPキング」に選出したことからも、黄金のバンタムに2連勝したファイティング原田はPFP1位だった可能性が大です(原田は60年代5位)。

当時はボクシング黄金時代。原田がジョフレと戦う熱狂は、私たちには想像できません。

それでも、当時の報道や視聴率から、日本代表がサッカーW杯の決勝に挑むような底なしの興奮であったことは十分に窺えます。

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PFPがあちこちのメディアで立ち上がる現代、ローマン・ゴンザレスも1位評価を受けましたが、PFPキングの時期には日本のリングに上がっていません。

何よりも、ボクシングの人気とステイタスは現代と60年代では比べるべきもありません。



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初防衛戦に選んだ地は日本。

1973年9月1日、日本武道館でホセ・ローマンを1RKOで下し初防衛を果たします。

そして〝象をも倒す〟フォアマンを倒したモハメド・アリが1976年に来日、現役の世界ヘビー級王者としてプロレスラーのアントニオ猪木とエキシビションを戦うという〝暴挙〟に出ます。

70年代はオカルトブームに火がついた時代でした。なるほど、信じられないことが現実になるのを何度も目撃していると、超常現象を信じてみたくなるのも無理はありません。

オカルトなんてありえませんが、アリやフォアマン、猪木は間違いなく超常現象です。




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陸上競技史上、最も偉大なランナーでありジャンパー。

1991年の世界陸上・東京大会100mで世界記録となる9秒86をマークして優勝。

1983年の第1回世界陸上から、1996年アトランタ五輪まで世界のトップを走り跳び続けた超人でした。

100m1種目限定の衝撃度ではウサイン・ボルトに軍配があがるでしょうが、ロングジャンプでも五輪4大会連続金メダルの大偉業は〝大谷翔平〟的尺度でボルトを凌駕します。




バブル真っ只中の日本に、評価バブル史上最高クラスのアイアン・マイクが来日したのは1988年(トニー・タッブス戦)と、1990年(バスター・ダグラス戦)。
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どちらの試合も顔見世興行の色合いが強い防衛戦でしたが、ダグラス戦では、42−1のオッズを引っくり返されるまさかの大番狂わせに沈みます。

日本のバブル崩壊と同じように、「強い相手には誰一人勝てなかった」タイソンの評価は弾けてしまいました。



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1991年に、ブラジルのスポーツ大臣を辞任し、た日本サッカーリーグ2部の住友金属工業蹴球団(鹿島アントラーズ)のオファーを受諾。

全盛期をとっくに過ぎたジーコを選ぶなら、前年MLBで打率.273、27本塁打、87打点で、日本でも額面通りの衝撃を見せつけたボブ・ホーナーは?とかいう「意見もあるでしょうが、ホーナーは大物ではありません。

Jリーグ開幕から現在まで、ゲイリー・リネカーからアンドレス・イニエスタまで大物が数多く日本のピッチを駆けましたが「ジーコが来る!」の衝撃は他と比較することはできません。

日本サッカーに「練習量がとにかく少ない」と指摘、夜中にスナック菓子を食べる選手に「食事管理をしっかりしろ。牛乳飲んで早く寝ろ」と叱責するなど、世界トップとの差がどこにあるのかを明確に教えてくれました。
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ゲンナジー・ゴロフキンの元トレーナー、アベル・サンチェスが4月9日の村田諒太戦と、9月17日のカネロ・アルバレス戦について「このままでは村田戦は難しい試合になる」「カネロにギタギタに切り刻まれるだろう」と予想を語りました。
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「村田は一面的なスタイルで、アッサン・エンダムとロブ・ブラントに負けている。しかし、ゴロフキンが慎重なボクシングをしてしまうと村田の思う壺」。
 
「村田はオリンピックで金メダルを獲得、プロ転向した直後(2014年)に私のジムに来た。ゲンナジーと練習し、スパーリングも付き合った。圧倒したとは言わないが、当時の優劣は明らかだった」。

「村田はエンダムとブラントに負けたが、明白な形で雪辱を果たした。ゲンナジーはカネロと引き分け、再戦で下がるボクシングをしてからおかしくなった。セルゲイ・デレビヤンチェンコにも攻められっぱなしだった」。

「村田については、なぜWBAが2年以上も防衛させないまま王座を与えているのか、その理由は分からない。何かの魔法の一種だろう」。

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「ゲンナジーがカネロに勝てる唯一の方法は、seek & destroy style(追いかけ回して破壊する)戦い方を思い出すことだ」。

「ゲンナジーがスタイルを戻さない、戻せないのなら、トレーナーのジョナサン・バンクスは無意味な存在だ。ゴロフキンは、コーチがいないコーナーにカットマンだけを従えて、ズタズタにされるだけだ。」。

「ゲンナジーがボクサーとしてテクニシャンであろうとするなら、カネロに破壊されるだけ。悲惨な敗北を喫するだろう」。

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さいたまスーパーアリーナ、大勝負まであと25日。

オッズは1/6(1.67倍)、村田9/2(5.5倍)と、村田にとってブラントとの再戦以来、キャリア2度目のアンダードッグ。それも、拮抗した数字だったブラント戦とは違い、明白に不利と見られてます。

しかし、多くの専門家予想は「GGG有利は基本線だが、村田にもチャンスがある」というもの。

村田vsGGG。互いに難しい要素を抱えながらの戦いです。激闘になる可能性もありますが、意外なワンサイドゲームになるかもしれません。
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「最も層が厚い」といわれることが多いミドル級。

単純な競技人口では決して層が厚いと言えない160ポンドが、畏敬の念を抱かれている理由の一つはウェルター級のスーパースターを打ち砕く難攻不落の牙城であり続けているからです。

ウェルター級がヘビー級に並ぶ人気階級になった80年代以降だけでも、3人のミドル級王者は純粋な強さでウェルター級経由のスーパースターの挑戦を無慈悲に跳ね返してきました。

そのメガファイトは、多くの場合がスーパースター勝利が期待される中で行われましたが、生粋のミドル級王者は空気を読むなんて野暮なことは出来ません。

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◉マービン・ハグラー(在位:1980年〜87年)

▶︎1983年11月10日 vsロベルト・デュラン(ライト級・ウェルター級・ジュニアミドル級王者)=15回3−0判定勝利。

▶︎1985年4月15日 vsトーマス・ハーンズ(ウェルター級・ジュニアミドル級王者)=3回KO勝利

⬛︎1987年4月6日 vsシュガー・レイ・レナード(ウェルター級・ジュニアミドル級王者)=12回1-2判定負け。


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◉バーナード・ホプキンス(在位:1994年〜2005年)

▶︎2001年9月29日 vsフェリックス・トリニダード(ウェルター級・ジュニアミドル級・ミドル級王者)=12回KO勝利。

▶︎2004年9月18日 vsオスカー・デラホーヤ(ジュニアライト級・ライト級・ジュニアウェルター級・ウェルター級・ジュニアミドル級・ミドル級王者)=9回KO勝利。



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◉ゲンナジー・ゴロフキン(在位:2010年〜)
 
▶︎2016年9月10日 vsケル・ブルック(ウェルター級王者)=5ラウンドTKO勝利。 

強すぎるミドル級王者、GGGもその系譜に名前を刻むグレート。

村田諒太はウェルター級王者は経験していない、純粋なミドル級ファイターです。

しかし、GGGにとって日本のリングで村田と戦う構図は、ウェルター級の人気者と対峙するのと相似しています。

GGGファンからしたら「カネロと決着をつける前に、こんなとこで負けないでくれよ」という気持ちでしょうが、世界を驚かせる番狂わせが起きます。

世界中のGGGファンと、アンチカネロに告ぐ!打倒カネロは任せとけ!!!
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カネロ・アルバレスとエディ・ハーンが「最低保障8500万ドル以上の2試合契約」の締結寸前だと、ESPNが伝えました。

最初の試合は5月7日に175ポンドに再び増やして、ライトヘビー級のWBAストラップを持つドミトリー・ビボルに挑戦。

この試合を予定通りにクリアすると、9月17日にゲンナディ・ゴロフキンとの決着戦に駒を進めます。

GGGとのラバーマッチは過去2戦のミドル級ではなく、カネロが全てのタイトルを完全統一したスーパーミドル級のUndisputed Titleがステイクされる見込みです。

当初、カネロは「マニー・パッキャオ(112〜154=42ポンド)の複数階級制覇を凌駕する」WBCクルーザー級王者イルンガ・マカブへの挑戦(154〜200=46ポンド)を画策していましたが、米国はもとより日本のボクシングマガジンからも「賛否渦巻く」と世界中から非難轟々。

「無敗のライトヘビー級、アーサー・ベテルビエフやドミトリー・ビボルとやれ!」という声に応えたつもりなのか、どうなのかビボル戦を選択したようです。

カネロは世論の逆風に方向転換したのではなく、落ち目のドン・キングお抱えのマカブよりもハーンの最低保障8500万ドルになびいたのでしょう。

可哀想なのは「どんな条件でも受け入れる」とやる気満々だったマカブでした。

キングとハーンでは、もはや勝負になりません。

ハーンの唯一のライバル、アル・ヘイモンのPBCも5月7日にジャモール・チャーロとのスーパーミドル級戦に4500万ドル以上の報酬を提示していましたが、ジャモールが昨年のバーの従業員への暴行と強盗に続き、先日、DVで逮捕されてしまったことでジ・エンド。

しかし、ジャモール。こいつ、どこまで頭が悪いんだか…。
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PPV100万件セールス確実とみられているGGGとの第3戦を実現させるのは、5月のビボル戦をある程度無傷で勝ち抜くことが条件になります。

敗北はもちろん、大きなダメージを負っての勝利では、ファン待望の決着戦が延期や中止になってしまうかもしれません。

そして、村田諒太とのメガファイトを春に行う予定のGGGも、東京で予定されているこの試合の勝利が絶対条件です。
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それにしても、ここまでカネロに人気があるのが、私にはいまだに理解できません。

ジュニアミドル級でひ弱だったボクサーが、クルーザー級王者のマカブ相手にしても明白に有利のオッズが出る…。常識的に考えると、勇気ある挑戦のはずなのに。

マニー・パッキャオのように攻撃一辺倒で番狂わせを起こしまくってスーパースターになるのは、誰にでも理解できます。

オスカー・デラホーヤや村田諒太のような文字どおり黄金の素材が、いわゆる〝フォアマン方式〟で大切に育てられるのも、納得できます。

しかし、五輪で結果を残すなどアマチュア実績もない赤毛の少年が、世界王者になるずっと以前からプロテクトされながら温室マッチメイクを享受する姿は、気色悪い異様な光景としか映りませんでした。

早くから比較されていたフリオ・セサール・チャベスJr.の温室路線でも受け入れることができましたが、カネロだけはアレルギー反応しか起こせませんでした。

今回のビボル戦のオッズや予想が明白にカネロに傾いていることにも、気持ちの悪い違和感を覚えてしまいます。

ブックメーカーや専門家も「カネロの試合には何かが仕込まれている」という先入観が先走っているのでしょうか?

もし、村田がGGGを明白な形で倒すと、次はカネロ戦になる公算大です。

GGGとの決着戦で、カネロ+DAZN+マッチルームが予定しているのはラスベガスのT−Mobileアリーナですが、村田が相手となると東京もありえます。

村田はもちろん、日本ボクシング史上でもエデル・ジョフレに匹敵する最強のGGGに勝たなければならないのに、そのあとの話をするのは浅はかに過ぎますが、村田への期待の大きさと、気色悪いカネロを破壊してほしい衝動が抑えきれません。
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現在のボクシングシーン、メガファイトは「アンソニー・ジョシュアがらみのヘビー級」と「カネロ・アルバレス」の二極です。

「誰と戦うか」に左右され「すでにキズもの」のジョシュアと比べて、ファイター個人の商業的価値となるとカネロが抜きん出ています。
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フリーエージェントのカネロの目の前には、破格の金額が約束された契約書が選り取りみどりに積み上げられています。

特に、5月のシンコ・デ・マヨと、9月のメキシコ独立記念日では、ゴールデンボーイ・プロモーションズ、トップランクの衰退で世界2強プロモーターとなったプレミア・ボクシング・チャンピオンズ(PBC)とマッチルームからは最低保障5000万ドルを超えるオファーが寄せられている模様です。

 アル・ヘイモンのPBCとは、5月7日にWBCミドル級王者ジャモール・チャーロをスーパーミドル級で迎え撃つ試合の交渉が進行中。

ジュニアミドル、ミドルと2階級にわたって対戦が期待されながらも実現しなかったジャモール戦でしたが、スーパーミドルで実現するのか、注目です。

さらに、エディ・ハーンのマッチルーム・ボクシングからは同じ5月7日にWBCライトヘビー級王者ドミトリー・ビボルへの挑戦、9月にはゲンナディ・ゴロフキンとの第3戦の二試合がオファーされています。

その前に、3月にはクルーザー級のWBCピースを保持するイルンガ・マカブと、5階級制覇を賭けた〝調整試合〟も予定。

複数階級制覇の記録はマニー・パッキャオの「8」が最高ですが、ジュニアミドル(154ポンド)王者だったカネロがクルーザー(200ポンド)を制覇すると体重振幅は46ポンド、パッキャオの42ポンド(フライ=112からジュイアミドル=154)を上回る〝世界記録〟となります。

今年、予定通りにメガファイトを消化すると、大坂なおみらに引き離されていたアスリート長者番付でも首位に躍り出るでしょう。
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さて、その前に。4月に延期開催とされる「ゴロフキンvs村田諒太」で、日本のボクシングファンが期待する結果が出たなら、ハーンの9月に「ラスベガス・T−Mobile アリーナでカネロvsゴロフキン」は「東京ドームでカネロvs村田」に差し替えられる可能性も十分にあります。

村田の勝ち方によっては、カネロが東京行きを渋って、ラスベガスに行かなければならないかもしれません。

GGGに勝てば、米国市場でも村田の商品価値は急騰するでしょうから、それもありです。日本人が「本物のラスベガス」に登場するなら、日本のファンも大歓迎です。

なんて、先の話の夢物語よりも、まずはGGG戦、早くコロナが収束して正式決定の報を聞きたいです。
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忙しいだけだった今年一年。

今日で仕事納めです。

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[第1希望]
■公演タイトル: WBA&IBF 世界ミドル級王座統一戦
■公演日: 2021/12/29(水) 17:00開始予定
■会場名: さいたまスーパーアリーナ
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今日の夜はさいたま新都心近くのホテルに宿泊予約していました。

きっと前日計量も公開されるでしょうし、そこから全部見ようと考えていたのです。

自宅から約2時間程度ですが、久しぶりの一人旅、しかも大好きなボクシングのメガファイトを日本で観ることが出来るのです。
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仕方がないことです。

中止ではなく延期ということです。

以前からカネロ・アルバレス陣営も村田諒太、日本のマーケットに高い関心を持っています。

ゲンナディ・ゴロフキンとカネロの射程距離までに接近していることは間違いありません。

お楽しみはこれからです。

…とはいえ、未来はいつだって不確定、何がどうなるか分かりません。

やっぱり明日、観たかった、です。
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2016年頃、前の年に挙行された「パッキャオvsメイウェザー」への幻滅からボクシングへの興味はどんどん冷め続けていました。

しかし、溜まりまくったリング誌を整理、売却しようとパラパラ読み直していると、このスポーツの面白さと奥深さ、そしてそんな魅力を、感動的に伝えてくれていたことに、あらためて気付きました。
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今では、ボクサーがカバーされることがまずなくなったスポーツイラストレイテッド誌でダブルカバーの大特集を打たれた「メイウェザーvsパッキャオ」。



洋雑誌の多くがそうであるように、リング誌も薄くて頼りない紙質に、すぐ落ちてしまうインク。高温多湿の日本では「取扱注意」です。

折れたり破れたり、酒をこぼしてインクが滲んでいたりするのを見つけると、当時のことまで思い出されて感慨深いものがありました。

家族や友人との思い出やら仕事で大失敗したことやら、まだ幼い子どもが目を離した隙にリング誌を舐められたり、飼い犬がやっぱり舐めて、大きな刷毛で払ったように見事にインクが滲みまくった表紙があったり…いろんなことが、それそこ雪崩のように思い出されました。

そういえば、奴らはボクマガなどは舐めようとしませんから、リング誌は犬や幼児にとっては舐めたくてたまらない香りを放ってるのかもしれません。

さらにいうと、同じような紙質、匂いに思えるスポーツイラストレイテッドには、なぜか見向きもしないんです。

犬になったり、幼児に戻って、リング誌の匂いを嗅ぎたくなってきました。

音楽もそうですが、感銘を受けた活字を読み直すと、ずっと依然の記憶が鮮やかに、イモヅル的に蘇ってきます。

私にとって、リング誌は絶対捨ててはいけない思い出の記憶でした。

そもそも、古新聞などと一緒に廃棄しようとしてたのではありません。

そうです、売ろうとしてたのです。

燃えるゴミとして廃棄するのは忍びない、捨てるには惜しい、この価値がわかる人に譲りたいと、心のどこかでわかってたのでしょう。

そう考えると、捨てる気なんて元々なかったのかもしれません。

単純にマニー・パッキャオとフロイド・メイウェザーへの衝動的な幻滅を、何かで表現したかったのかもしれません。

確かに、あの史上最大のメガファイトは、スーパースター対決という枠を超越した「現代ボクシングへの審判が下る大勝負」(CNN)でした。
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結果(試合内容)は、ボクシングと世界中のファンの壊滅的な惨敗。

勝者はわずか36分間の臆病者ダンスを踊って、3億ドルを稼いだメイウェザーとパッキャオの二人だけでした。


そして。

村田諒太が最初の世界戦に向けて助走していたのも、あの頃でした。

そんな心境で、このブログを立ち上げたのが2017年。

村田諒太という日本ボクシング界が初めて手に入れた「ゴールデンボーイ」への応援歌と、その黄金のコインの裏面に深く刻まれたこのスポーツの暗部、コインの表も裏も全部眺めていたいという思い、があったのだと思います。

タイミングが合えば、日本人でもミドル級やウェルター級に挑戦することが出来ます。

しかし、それは王者の肩慣らしに国外に引っ張られるのがデフォルト、超レアケースで欧米で需要のない王者を日本に呼べることが一度だけあったという、いずれにしても奇跡に近い幸運です。

しかし、村田の場合は違います。

「村田諒太」は、奇跡や偶然ではありません。良い意味で〝仕組まれた〟のです。

「パックメイ」から「村田」。

そこにある絶対や必然を、何か自分に対して書きたくて、それでこのブログを始めたのだと、ゴロフキン戦が正式に決まって、気付きました。

80年代に世界のボクシングに惹き込まれてから40年。

当時は村田諒太もゲンナディ・ゴロフキンも知りませんでしたが(そもそも彼らは生まれていない)、私はあのときからずっと40年間、この試合が、見たかったんです。
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