カテゴリ: モルトの話 お酒の話
酒場まで半マイル。
【銘酒名鑑】TOKYOクラフト ペールエール
♬中央フリーウェイ
右に見える競馬場 ♪
♬左はビール工場
(1976年)
「東京クラフト ペールエール」(サントリー)です。
「ガツンとホップの効いたIPA(インディアン・ペールエール)以外はペールエールを名乗ってはいけない!」という、俺だけの法律を制定している私ですが、これは買っちゃいます。
それにしても、荒井由美の歌になると、工場はもちろん競馬場までがオシャレに少し物哀しい恋の物語を語り出すのでした。
「東京武蔵野 天然水のビール工場 謹製」。コレが無ければ、何の意味もない商品、たいして美味いビールではありません。(個人の意見です)
しかし、コレがしっかり缶の頭部に鉢巻きのごとくプリントされているのであります。
注文をつけるとしたら「東京武蔵野 天然水の〝左に見える〟ビール工場 謹製」にして欲しかったのであります。
右に見える競馬場 ♪
♬左はビール工場
(1976年)
「東京クラフト ペールエール」(サントリー)です。
「ガツンとホップの効いたIPA(インディアン・ペールエール)以外はペールエールを名乗ってはいけない!」という、俺だけの法律を制定している私ですが、これは買っちゃいます。
それにしても、荒井由美の歌になると、工場はもちろん競馬場までがオシャレに少し物哀しい恋の物語を語り出すのでした。
「東京武蔵野 天然水のビール工場 謹製」。コレが無ければ、何の意味もない商品、たいして美味いビールではありません。(個人の意見です)
しかし、コレがしっかり缶の頭部に鉢巻きのごとくプリントされているのであります。
注文をつけるとしたら「東京武蔵野 天然水の〝左に見える〟ビール工場 謹製」にして欲しかったのであります。
【銘酒名鑑】黒白波
焼酎は基本、芋で攻めるのが常です。
といっても「森伊蔵」のような難攻不落の高額モノはよほどなことがない限り手は出しません。
普通に酒販店やスーパーの酒売り場に並んでいるモノが中心です。
昔は「霧島」も「白波」も黒バージョンはなかったと記憶していますが、「クロキリ」なんて今や普通に使われる言葉になりました。
黒麹で仕込めば「白波」だって「黒白波」になるのです。
それにしても「黒白波」。黒なのか白なのか、よくわからんネーミングです。
ゴルフウェアのブランドやウイスキーの「ブラック&ホワイト」は、黒犬と白犬のワンポイントキャラクターから。あれは違和感ありませんが、「黒白波」は初めて見たときはなかなかのインパクトでした。
といっても「森伊蔵」のような難攻不落の高額モノはよほどなことがない限り手は出しません。
普通に酒販店やスーパーの酒売り場に並んでいるモノが中心です。
昔は「霧島」も「白波」も黒バージョンはなかったと記憶していますが、「クロキリ」なんて今や普通に使われる言葉になりました。
黒麹で仕込めば「白波」だって「黒白波」になるのです。
それにしても「黒白波」。黒なのか白なのか、よくわからんネーミングです。
ゴルフウェアのブランドやウイスキーの「ブラック&ホワイト」は、黒犬と白犬のワンポイントキャラクターから。あれは違和感ありませんが、「黒白波」は初めて見たときはなかなかのインパクトでした。
【銘酒名鑑】サッポロクラシック
世界で最も有名な諺は、ドイツで語り継がれてきたアレです(個人の感想です)。
「ビール工場の煙突の影が届くビールを飲め」。
地元のビールを飲めってことです。
これは確かにアレの言う通りで、沖縄で飲んで一番美味しいのはオリオン、インドネシアではビンタンだったりします。
ビンタンなんて日本に帰ってから飲んだら、ウェッというほど不味いのに、ジャカルタの喧騒の中でグビグビとラッパ飲むと「世界一美味いかもしれない」と、とんでもない錯覚を覚えるのでした。
しかし、どんなことにも例外あり。
「サッポロクラシック」であります。
北海道で飲むのはもちろん、東京で飲んでも大阪で飲んでもどこで飲んでも、等しく美味い。
https://www.sapporobeer.jp/classic/
かつては全ての素材が北海道産100%と謳われていたと思いますが、いつのまにか「道産素材 一部使用」に。
それでも、美味しい。飲めばわかる。
最近は北海道フェアなどの定番になり、北海道に行かなくても手に入るようになりました。
見かけたら…問答無用で買っちゃいます。
「ビール工場の煙突の影が届くビールを飲め」。
地元のビールを飲めってことです。
これは確かにアレの言う通りで、沖縄で飲んで一番美味しいのはオリオン、インドネシアではビンタンだったりします。
ビンタンなんて日本に帰ってから飲んだら、ウェッというほど不味いのに、ジャカルタの喧騒の中でグビグビとラッパ飲むと「世界一美味いかもしれない」と、とんでもない錯覚を覚えるのでした。
しかし、どんなことにも例外あり。
「サッポロクラシック」であります。
北海道で飲むのはもちろん、東京で飲んでも大阪で飲んでもどこで飲んでも、等しく美味い。
https://www.sapporobeer.jp/classic/
かつては全ての素材が北海道産100%と謳われていたと思いますが、いつのまにか「道産素材 一部使用」に。
それでも、美味しい。飲めばわかる。
最近は北海道フェアなどの定番になり、北海道に行かなくても手に入るようになりました。
見かけたら…問答無用で買っちゃいます。
【銘酒名鑑】キンミヤ25
1968年、サントリーオールドの価格は…。
紙媒体の貴重なところは、存在そのものが時代を伝えてくれることです。
「アサヒグラフ メキシコ五輪特別増刊号」をペラペラめくっていると…。
55年前のオリンピックの息遣いを今に伝えてくれるだけでなく、記事以外の紙質やサイズ、広告などもその時代を正確に表現する証人です。
例えば、このサントリーオールドの広告。
今の「響」の前身でしょうか?「インペリアル」も気になりますが、オールドの価格を見てください。
メーカー希望小売価格(懐かしいい響です…)1900円。
55年前の1900円が、現在ならいくらに相当するのか想像もつきません。物価指数で換算すると1万円は超えそう。
先日のテレビ番組で放送されていたお店のオールドの小売価格は1980円。
55年で80円しか値上げしてないなんて、ずいぶん、お手頃です。
日本酒は昔よりも今の方が圧倒的に美味いというのは広く知られていますが、いろんな文献から読み解くとウイスキーは昔の方が美味しかったのは間違いありません。
1968年のオールドは今より60ml量が多かっただけでなく、優れたモルトをブレンドしていたと思われます。
どこかに眠ってないですかね、1968年のオールド?もし存在していても、とても買えるもんじゃないでしょうけど。
「アサヒグラフ メキシコ五輪特別増刊号」をペラペラめくっていると…。
55年前のオリンピックの息遣いを今に伝えてくれるだけでなく、記事以外の紙質やサイズ、広告などもその時代を正確に表現する証人です。
例えば、このサントリーオールドの広告。
今の「響」の前身でしょうか?「インペリアル」も気になりますが、オールドの価格を見てください。
メーカー希望小売価格(懐かしいい響です…)1900円。
55年前の1900円が、現在ならいくらに相当するのか想像もつきません。物価指数で換算すると1万円は超えそう。
先日のテレビ番組で放送されていたお店のオールドの小売価格は1980円。
55年で80円しか値上げしてないなんて、ずいぶん、お手頃です。
日本酒は昔よりも今の方が圧倒的に美味いというのは広く知られていますが、いろんな文献から読み解くとウイスキーは昔の方が美味しかったのは間違いありません。
1968年のオールドは今より60ml量が多かっただけでなく、優れたモルトをブレンドしていたと思われます。
どこかに眠ってないですかね、1968年のオールド?もし存在していても、とても買えるもんじゃないでしょうけど。
鹿児島黒豚炭火焼き丼 1000円。広岡達郎に唆されたわけではないが白米ではなく黒米入り玄米をチョイス。肉(29)の日なので味噌汁→具だくさん豚汁に。
ちょっと気が早いけど、打倒イングランド!バランタイン12年をあおる。
もう30年以上になるモルト愛好者ですが、ブレンデッドも嫌いじゃありません。
「嫌いな酒があるか?」と聞かれたら…「ありません」。クセのあるモンゴルの馬乳酒でも、モンゴル人に「飲み過ぎ」と言われるほど飲んじゃいます。
というわけで、とりあえずブレンデッド。
勉強教えてる子どもたちから、半年ほど前に頂いた「バランタイン12年」。
バランタインといえばThe Scotchと呼ばれる「17年」が有名です。
「12年」のブレンデッドというと「ジョニーウォーカー」や「シーバスリーガル」の方を好んで飲んでいましたが、今回はずっと年下の子どもたちからプレゼントされたという超バイアスもあって恐ろしく美味しかったです。
キーモルトは「アードベック」「スキャパ」「グレンカダム」「バルブレア」「ミルトンダフ」などですが、「12年」ではアードベックのスモーキーはほとんど 感じられず、ミルトンダフの柔らかい花の香りが楽しめます。
なめらかです、オイリーです。ストレートでいけます。
今はサントリーが輸入してアイテムも絞っていますが、かつての12年はブレンドの塩梅によって「ロイヤルブルー」や「ゴールデンシール」などのバリエーションがありました。
サントリーが蒸留所を買収したり、輸入を取り仕切るとよく起こること…「アルコール度数が42→40度になります」「容量が750→700」になります」「ラインナップが絞られて選ぶ面白みがなくなります」「ラベルデザインのお洒落度が一気に低下します」「なんだかモルトの含有比率が落ちてる気がします」…がんばれ、サントリー。
「嫌いな酒があるか?」と聞かれたら…「ありません」。クセのあるモンゴルの馬乳酒でも、モンゴル人に「飲み過ぎ」と言われるほど飲んじゃいます。
というわけで、とりあえずブレンデッド。
勉強教えてる子どもたちから、半年ほど前に頂いた「バランタイン12年」。
バランタインといえばThe Scotchと呼ばれる「17年」が有名です。
「12年」のブレンデッドというと「ジョニーウォーカー」や「シーバスリーガル」の方を好んで飲んでいましたが、今回はずっと年下の子どもたちからプレゼントされたという超バイアスもあって恐ろしく美味しかったです。
キーモルトは「アードベック」「スキャパ」「グレンカダム」「バルブレア」「ミルトンダフ」などですが、「12年」ではアードベックのスモーキーはほとんど 感じられず、ミルトンダフの柔らかい花の香りが楽しめます。
なめらかです、オイリーです。ストレートでいけます。
今はサントリーが輸入してアイテムも絞っていますが、かつての12年はブレンドの塩梅によって「ロイヤルブルー」や「ゴールデンシール」などのバリエーションがありました。
サントリーが蒸留所を買収したり、輸入を取り仕切るとよく起こること…「アルコール度数が42→40度になります」「容量が750→700」になります」「ラインナップが絞られて選ぶ面白みがなくなります」「ラベルデザインのお洒落度が一気に低下します」「なんだかモルトの含有比率が落ちてる気がします」…がんばれ、サントリー。