グローブやバット、スパイク…何か買い物をするときは、実際に手にしてみて自分の体にフィットするかどうかを確かめます。

メーカーやブランドである程度絞り込むことはありますが。

中学、高校と野球をやってきて実際に木のバットを試合で使うことはほとんどありませんでしたが、木目の流れや目の詰まり具合をよく見て買っていました。

いきなり話は酒に飛びますが、お酒を買うときもラベルや瓶の形とか〝ジャケ買い〟することもあります。

よく飲むバーボンの銘柄「メーカーズマーク」は〝ジャケ買い〟と言ってよいかどうかわかりませんが、見た目で「良いもの」があれば買っちゃいます。

「内容を全く知らない状態で、店頭などで見かけたパッケージデザインから好印象を受けたということを動機として購入すること」がジャケ買いの定義とするなら、ちょっと違います。
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このバーボン、キャップを手作業で封蝋しているのが特長です。

封蝋は「手作業なので世界に2つと同じものはありません」とのこと。どこの売り場でも大抵並んでる大量生産品のはずですが、手作業だそうです…。

なんて、疑惑の目を突き刺すのが、今夜の趣旨ではありません。

この、これまでに何十本も空けてるであろうバーボンを買う〝ジャケ買い〟ポイントが封蝋です。

封蝋の垂れ方が特長的なのとか、垂れの長いものとかを見つけると思わず買ってしまうことがあります。
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今日買ったのは瓶裏のラベルまで垂れてました。出来たら、ラベルの真ん中にドロドロっと垂れて欲しかったところですが、さすがにこればかりはリクエストできません。

かつて明治屋が輸入販売していたメーカーズマークでしたが、現在はサントリー傘下に。

スコッチが典型ですが、サントリーが主導すると「容量が減る」「アルコール度数が下がる」「表ラベルデザインがダサくなる」という、お決まりのコースを辿ってしまうのですが、メーカーズマークは「容量減(750㎖→700㎖)」だけに踏みとどまっています。

アルコール度数は45度のまま、表ラベルも昔のまま。

この独特の封蝋を無くしたら、さすがに抗議文を送りつけます!