8月15日 オクラホマ州タルサ 

女子ウェルター級 Undisputed Championship


リング誌と欧州では「主要」に数えられるIBOも含めた5団体完全統一世界女子ウエルター級王者セシリア・ブレークスがついに陥落。
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マッキャスキルのしつこい手数に女王が押し切られた格好でした。

この試合には、ジョー・ルイスの世界記録を更新する26連続防衛がかかっていましたが、タイ記録で頓挫。

ブレークスから見て、95ー95/93-97/94-97の2ー0のマジョリティデジションでしたが 、マッキャスキルの勝利で間違いありません。

判定が読み上げられ「アンド、ニュー!」のコールに、拍手で勝者を称えてたブレークスのホッとしたような笑顔が印象的でした。

38歳のブレークスは6年間守った完全統一王座を手放し、2007年のプロデビューから積み上げた連勝記録も35でストップ。

大番狂わせを起こしたWBA/WBCジュニアウェルター級王者マッキャスキルは、プロ11戦目で2階級制覇に成功しました。

来月、36歳の誕生日を迎える〝キャスキラ〟の「次」は、またもビッグネームのライト級完全統一王者ケイティ・テイラーへの雪辱戦が噂されています。


この試合はタルサの大通り、交差点に特設されたリングで行われました。なかなか面白い試みです。

日本でも銀座の歩行者天国などを貸し切ってのイベントができれば話題性十分ですが…。