史上最高の絵画。

史上最高の彫刻。

史上最高の音楽。

史上最最高の小説。

史上最高の映画。 


そんなもの、一つに決めることなど出来るわけがありません。 非常に優れた作品だけでも星のかずほどありますし、そこから先はもうまさしく宇宙の世界。

一人一人の感性で「史上最高」は決まります。

1人の人間でも、その生涯のどのおステージかによって「史上最高」の作品が変わってくる、なんてことも普通にあるでしょう。

私なんかも「史上最高の絵画はゴッホの『夜のカフェララス』じゃ!」「彫刻はミケランジェロの『ダビデ像』じゃ!」「音楽は初めて買ったレコード『ホテルカリフォルニア』じゃ!」「小説は宮本輝の『流転の海』シリーズじゃ!」「映画は『ゴッドファーザー』じゃ!」と〝そんなこと〟を酔っぱらうたびに吐いていますが、正直、酒飲む度に変わってます…。

上に書いた「史上最高」は、おそらく多数決ではそうじゃないかな?って作品です(本人の自覚調べ。一晩寝ると大きく変わってる可能性大、です)。
しかし。おそらく。

スポーツの試合では、この試合しかありません。たぶん、死ぬまで変わりません。

There was  no greater fight than the showdown Sept. 16, 1981.
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さっき買ってきた格安モルト「グレンターナー ラム酒樽フィニッシュ」とリング誌特別号のツーショット。

何を見ているのだろう?と途中で思いました。

試合が終わったとき、何を見たんだろう?と思いました。 

リング誌特別号が出たことだし「FOUR KINGS」について、ぼちぼち訳しながら、思い出話も交えて、書いていこうと考えていましたが、さっき ESPNで Sugar Ray Leonard on first Thomas Hearns fight: 'What the hell is going on here? という記事(日本贔屓のスティーブ・キムさんの記事です)を読んで「いやいやキムさん!そんなレベルの試合じゃありませんぜ!」とちょっと興奮状態…。

ちょっと、頭を冷やしてから「史上最高の試合」 についてフォーカスしていきます。