ESPNのスティーブ・キム(PFPで井上に1位票を投じている唯一の記者)の記事から。
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Mike Tyson is a boxing legend ... of the past, not today. マイク・タイソンは素晴らしいボクサーだった…しかし、それは過去の話だ。今じゃない。
マイク・タイソンがエキシビションでのリング復帰を真剣に考えているようです。
そのタイソンを2度にわたって倒したイベンダー・ホリフィールドも、慈善活動としてエキシビションのリングに上がると表明しました。
2人が三度拳を交えることになるのかどうかはわかりません。
ただ、タイソンは53歳、ホリフィールドは57歳。早く目を覚ますべきです。
50過ぎの元ボクサーの戦いに関心を寄せるのも間違いです。
現在の熱いヘビー級戦線に目を向けるべきです。タイソン・ヒューリー、アンソニー・ジョシュア、デオンティ・ワイルダー…そこには、今のタイソンやホリフィールドとは違う本物の世界があります。
あるいは米国で最も人気のあるカネロ・アルバレスだって、面白い。ワシル・ロマチェンコ、テレンス・クロフォード、エロール・スペンスJr.、チャーロ兄弟ら実力者はいくらでもいます。
あるいはテオフィモ・ロペスやライアン・ガルシア、シャクール・スティブンソン、井上尚弥、デビン・ハニーのような新星も注目すべき。
大昔のスターの茶番劇でなく、未来につながる今のボクシングにこそ大きな関心が集められるべきです。
もちろん、過去のグレートへの哀愁はこのスポーツを楽しむ重要なメニューの一つでしょう。
私にとっても、小さな頃に見たモハメド・アリは永遠のアイドルです。 ただ、過去のスターと現実のリングは切り離して考えるべきです。
ここ数年、タイソンは映画やバラエティ番組に出演してポップカルチャーの世界で親しみやすいキャラクターになっています。
今の彼は過去に何度も強姦事件を起こして、1992年から3年間も収監されていた頃とは全く違います。彼が凶悪な犯罪者だったことを知らない若者も多いかもしれません。
マイク・タイソンは伝説のボクサーですが、現役のボクサーではありません。彼がアップした数秒の動画を見て「今でも凄い」と感じた人イン、こう言うと否定するでしょうか?
「サンドバッグやミットうちの10秒間パフォーマンス選手権があれば、タイソンは60歳の部でも優勝できない」「そして、現実のリングは10秒間パフォーマンスではない」。
例えば、タイソン以上のレジェンドであるマイケル・ジョーダンがコートに復帰すると聞いてどれだけの人が興味を持つでしょうか。大きなニュースにはなるでしょうが、バスケットボールのファンはその試合を見たいとは思いません。
ジョーダンが引退後にMLBに挑戦したのは偉大な挑戦でした。 しかし、それはマイナーリーグから一段ずつ階段を登る順序をわきまえたものでした。
ジョーダンの復帰を期待するバスケットボールファンはいません。
タイソンが世界チャンピオンだったのは、ドナルド・レーガン大統領の時代です。
ボクシングは若い力のスポーツです。リングから何年も離れた50代の彼らに出る幕はありません。たとえそれがチャリティーやエキシビションだとしても。
タイソンの動画は950万回も再生されました。ベアナックル団体からは2000万ドルの報酬が提示されています。
シャノン・ブリッグスにジェームス・トニー、タイソン・フューリーの父親までが対戦相手に名乗り出ています。
ボクシングにおける茶番劇は目新しいものではありません。それはけして無くならないでしょう。
6月9日にボクシングはラスベガスに帰ってきます。
そこで、今が全盛期の若い才能が素晴らしいパフォーマンスを見せてくれることを楽しみにしています。
20年以上も前に全盛期を過ぎたタイソンとホリフィールドの試合なんて馬鹿げています。
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レジェンドの現役復帰。
ボクシングと他の競技で根本的に違うのは、悲劇と隣り合わせということでしょう。
チャリティだ、エキシビションだといっても、それなりに危険なルール下で行われるのは目に見えています。
鈍重なジョーダンがイージーなシュートを何度も外すシーンなど誰も見たくありません。羽生善治が麻雀で負けても誰も何も思いません。
しかし、タイソンとホリフィールド、鈍重な2人が殴り合い、どちらかが痛烈に倒されるシーンは、残酷な野次馬根性を刺激するのです。
井岡vsアローヨや井上vsドネアを霞ませたメイウェザーvsキックボクサー、YouTuber対決…そもそもが「スポーツ」と「野次馬目当てのサーカス」ですから後者が目立つのは当然でしょう。
茶番劇はスポーツではありません。技術的に非常に水準の低いサーカスです。
「そもそもボクシングがスポーツじゃないんじゃね?あれもサーカスの一種でしょ」と言われたら、何も返せませんが。
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http://www.espn.com/video/clip?id=29162529
Mike Tyson is a boxing legend ... of the past, not today. マイク・タイソンは素晴らしいボクサーだった…しかし、それは過去の話だ。今じゃない。
マイク・タイソンがエキシビションでのリング復帰を真剣に考えているようです。
そのタイソンを2度にわたって倒したイベンダー・ホリフィールドも、慈善活動としてエキシビションのリングに上がると表明しました。
2人が三度拳を交えることになるのかどうかはわかりません。
ただ、タイソンは53歳、ホリフィールドは57歳。早く目を覚ますべきです。
50過ぎの元ボクサーの戦いに関心を寄せるのも間違いです。
現在の熱いヘビー級戦線に目を向けるべきです。タイソン・ヒューリー、アンソニー・ジョシュア、デオンティ・ワイルダー…そこには、今のタイソンやホリフィールドとは違う本物の世界があります。
あるいは米国で最も人気のあるカネロ・アルバレスだって、面白い。ワシル・ロマチェンコ、テレンス・クロフォード、エロール・スペンスJr.、チャーロ兄弟ら実力者はいくらでもいます。
あるいはテオフィモ・ロペスやライアン・ガルシア、シャクール・スティブンソン、井上尚弥、デビン・ハニーのような新星も注目すべき。
大昔のスターの茶番劇でなく、未来につながる今のボクシングにこそ大きな関心が集められるべきです。
もちろん、過去のグレートへの哀愁はこのスポーツを楽しむ重要なメニューの一つでしょう。
私にとっても、小さな頃に見たモハメド・アリは永遠のアイドルです。 ただ、過去のスターと現実のリングは切り離して考えるべきです。
ここ数年、タイソンは映画やバラエティ番組に出演してポップカルチャーの世界で親しみやすいキャラクターになっています。
今の彼は過去に何度も強姦事件を起こして、1992年から3年間も収監されていた頃とは全く違います。彼が凶悪な犯罪者だったことを知らない若者も多いかもしれません。
マイク・タイソンは伝説のボクサーですが、現役のボクサーではありません。彼がアップした数秒の動画を見て「今でも凄い」と感じた人イン、こう言うと否定するでしょうか?
「サンドバッグやミットうちの10秒間パフォーマンス選手権があれば、タイソンは60歳の部でも優勝できない」「そして、現実のリングは10秒間パフォーマンスではない」。
例えば、タイソン以上のレジェンドであるマイケル・ジョーダンがコートに復帰すると聞いてどれだけの人が興味を持つでしょうか。大きなニュースにはなるでしょうが、バスケットボールのファンはその試合を見たいとは思いません。
ジョーダンが引退後にMLBに挑戦したのは偉大な挑戦でした。 しかし、それはマイナーリーグから一段ずつ階段を登る順序をわきまえたものでした。
ジョーダンの復帰を期待するバスケットボールファンはいません。
タイソンが世界チャンピオンだったのは、ドナルド・レーガン大統領の時代です。
ボクシングは若い力のスポーツです。リングから何年も離れた50代の彼らに出る幕はありません。たとえそれがチャリティーやエキシビションだとしても。
タイソンの動画は950万回も再生されました。ベアナックル団体からは2000万ドルの報酬が提示されています。
シャノン・ブリッグスにジェームス・トニー、タイソン・フューリーの父親までが対戦相手に名乗り出ています。
ボクシングにおける茶番劇は目新しいものではありません。それはけして無くならないでしょう。
6月9日にボクシングはラスベガスに帰ってきます。
そこで、今が全盛期の若い才能が素晴らしいパフォーマンスを見せてくれることを楽しみにしています。
20年以上も前に全盛期を過ぎたタイソンとホリフィールドの試合なんて馬鹿げています。
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レジェンドの現役復帰。
ボクシングと他の競技で根本的に違うのは、悲劇と隣り合わせということでしょう。
チャリティだ、エキシビションだといっても、それなりに危険なルール下で行われるのは目に見えています。
鈍重なジョーダンがイージーなシュートを何度も外すシーンなど誰も見たくありません。羽生善治が麻雀で負けても誰も何も思いません。
しかし、タイソンとホリフィールド、鈍重な2人が殴り合い、どちらかが痛烈に倒されるシーンは、残酷な野次馬根性を刺激するのです。
井岡vsアローヨや井上vsドネアを霞ませたメイウェザーvsキックボクサー、YouTuber対決…そもそもが「スポーツ」と「野次馬目当てのサーカス」ですから後者が目立つのは当然でしょう。
茶番劇はスポーツではありません。技術的に非常に水準の低いサーカスです。
「そもそもボクシングがスポーツじゃないんじゃね?あれもサーカスの一種でしょ」と言われたら、何も返せませんが。
コメント
コメント一覧 (5)
プロの最大の価値は、お金です(ファイトマネー)。
ベルト、メダル、トロフィー、カップは、ついでか、ふろく、
名誉欲は、底無しにありますが、
タイソンは、得てますからお金目的だとおもいます。
危険なのは、プロモーターです。
金のためならなんでもやる。
メイウェザー対軽量級キックボクサーのときも、危険視すべきなんですが、メイウェザーが情けをかけ、
危険には、おこたりませんでした。
猪木対アリは少し事情がちがいアリ側が、お金ほしさと、猪木の思想の違いで、プロレスが成立しなかったみたいです。
フォアマンのときは、お金にこまってましたが、ブログで表示したように、段階をみて、少しずつレベルを上げていきました。
あの時代は今と、違い緩くなかったかもしれません。
アリは引退して、パーキンソン病で苦しんでいる時も
試合のゲストなどでアリを働かせた、ドンキングプローモーターは、最悪です。
さすがにフォアマンはドンと複数試合契約しなかったみたいです。
プロモーターの考え方に問題えるかもさしれません。
フシ穴の眼
がしました
船木✕ロベルトデュラン
那須川✕メイウェザー
猪木✕アリ
猪木✕アミン大統領は没
ビンスフィリップス✕魔裟斗
渡辺二郎✕カオサイギャラクシー
砂嵐✕ボブサップ
メイウェザー✕ビックジョー
エンタメやプロレスより競技性を重視する人たちで中にはおもしろく思ってない人たちもいるでしょうね。
フシ穴の眼
がしました
フシ穴の眼
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